2015年7月20日のブックマーク (2件)

  • 日本語版への序文(シーラ・ジャサノフ『法廷に立つ科学――「法と科学」入門』)

    [ トップ/履歴/業績/講義/連絡先 ] シーラ・ジャサノフ(渡辺千原・吉良貴之監訳)『法廷に立つ科学』(勁草書房、2015年7月) 著者のシーラ・ジャサノフ氏からいただいた「日語版への序文」を掲載します。 書全体のねらいをコンパクトにまとめるとともに、とくに震災以後の日にとっての書のインパクトを述べてくださっています。 → 目次・著者紹介ほか、書全体の情報に戻るにはこちら シーラ・ジャサノフ「日語版への序文」 自分のが別の言語に翻訳されるのは、かつての仕事を見直す貴重な機会になる。その後の展開を踏まえたうえで、もう一度その成果を見直したくなるからだ。たとえば、当時の基的な考え方は今でも通用するだろうか。その後の新しい状況をふまえれば、また別の問題設定になるだろうか。異なる言語や文化を背景にしてこのテーマにたどりついた他国の読者にとって、当初の議論がいかなる意味をもつのか、

  • 「第一の戦後」期における「市民」 小熊『〈民主〉と〈愛国〉』 - オシテオサレテ

    〈民主〉と〈愛国〉―戦後日のナショナリズムと公共性 作者: 小熊英二出版社/メーカー: 新曜社発売日: 2002/11/01メディア: 単行購入: 8人 クリック: 243回この商品を含むブログ (340件) を見る 小熊英二『〈民主〉と〈愛国〉 戦後日のナショナリズムと公共性』(新曜社、2002年)。 書の主要なテーゼの一つに、1945年から1955年までの「第一の戦後」期と55年体制成立以降の「第二の戦後」期では、さまざまな単語の用いられ方に違いがみられるというものがあります。用法が変化した単語の一つとして挙げられるのが「市民」です。変化の内実を簡単にいうなら、第一の戦後期では市民という単語はおよそ肯定的なニュアンスでは用いられず、第二の戦後期に入ってはじめて肯定的な意味がこめられはじめるというものです。 第一の戦後期では、戦前からの連続性をもってマルクス主義の図式で歴史はとら

    「第一の戦後」期における「市民」 小熊『〈民主〉と〈愛国〉』 - オシテオサレテ
    tsuka_ryo
    tsuka_ryo 2015/07/20
    市民(市民プール的な意味で)