あちこちで言及してきたように、今年はひたすらライブハウス通いを続けた1年だった。ワンマンライブをできるかどうかギリギリというレベルのバンドをたくさん追いかけ、若い女性が中心のお客さんに混じって拳を上げ、イベントライブ後の物販に並ぶメンバーとお話をするなんて、40過ぎてやることかと言われると恥ずかしいけど、いままでもそうだったように、自分がやってみたいと思ったことは、ゼロの気持ちで、そこに来ている人と同じ感覚で参加してみたいので、結果的にライブハウスに行き始めたばかりの高校生みたいなことばかりしてたかもしれない。 とはいえ、そうやって同じ目線で参加してみて、ああこういうことかと分かることもたくさんある。そのすべてを体系的に説明することはできないけど、たとえば今のシーンでソーシャルメディアがどう使われているかとか、関東と関西では微妙にウケている曲の傾向に差があるとか、それらが組み合わさって地方
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