中小企業の事業拡大やコスト削減を目的に、2月に提携を発表したKDDIとランサーズ。この両社の強みを生かした、地域特化型のマッチングサイト「ランサーズプレイス」(ベータ版)が4月7日に公開された。 ランサーズプレイスは、地方の中小企業が提供する、工事や清掃、士業といった“非IT系”の仕事情報を中心に掲載し、それらを利用したい企業、または個人ユーザーとマッチングさせるサービス。掲載企業は、ランサーズやKDDIが保有する合計数十万人のユーザーによる集客を期待でき、閲覧者はこれまで知る機会のなかった地方企業のサービスや情報などを得られるようになるとしている。 開始当初は、「iタウンページ」のように都道府県やジャンル別に企業情報を表示するのみで、企業同士の仲介などはしない。ただし、ゆくゆくはこれをクラウドソーシングサービス「ランサーズ」と連携させ、「ネットとリアルの橋渡しをするハブにしたい」と、ラン