その行動がいまだに謎に包まれているネコ。本紙特別取材班は、全国で日夜繰り広げられている、ネコの集会への潜入取材に成功した。そこで待ち受けていたのはわれわれにとって未知の世界だった。 今回潜入に成功したのは、京都市南区九条河原町周辺を縄張りとするノラ猫の集会。取材班はカモフラージュのため黒猫の着ぐるみを着て集会場所へ足を運んだ。 集会場所に着いたのは深夜1時。そこでは、およそ20匹のネコがすでにたむろしており、お互いに毛づくろいや、じゃれあいをしていた。取材班の近くでつめを研いでいたネコに話を聞いてみると、この地域での集会は週に2、3回。群れを率いるリーダーはおらず、各自がなんとなく集まって、なんとなく解散する程度の集会だという。この日の集会も、集まったネコ全体で何かを話し合うことはせず、3、4匹の小さなグループが雑談をしていた。 取材班が潜入したグループでは、先日起きた秋葉原での通り