文化庁は7月31日、「AI著作権チェックリスト&ガイダンス」という資料をWebサイト上で公開した。文化庁や内閣府などの資料を全44ページにまとめたもの。著作権と生成AIの関係で生じるリスクを低減させるための取り組みや、著作権者の権利を保全・行使するための取り組みをさまざまな立場ごとに紹介している。 資料は2部構成。第1部が「AI開発・提供・利用のチェックリスト」(全24ぺージ)、第2部が「権利者のためのガイダンス」(全15ページ)となっている。なお、内容は文化庁が3月に公開した「AIと著作権に関する考え方について」と、内閣府が5月に公開した「AI時代の知的財産権検討会 中間とりまとめ」、総務省と経済産業省が4月に公開した「AI事業者ガイドライン(第1.0版)」から抜粋したものとなっている。