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精神と社会に関するtsuneaki02のブックマーク (46)

  • 境界性人格障害の二分法的認知の原因

    境界性パーソナリティ障害を発症する最大の原因とみられているのが愛着障害です。愛着障害とは、幼児期に虐待や束縛や放置などの仕打ちを親から受けた結果、愛情欠乏状態になって健全な自我が育成されないものです。冷たい冷酷な親ばかりがこの愛着障害を引き起こすかといえばそうではなく、生活のため、たとえば母子家庭などで母親は働きに出て家にいないため幼少時に母親との愛着を十分に形成できなかった場合でもおこります。ゼロ歳児保育や一歳児保育などのあまりにも幼い時期に保育所に預けて、親が働きにでている状況は最悪です。これでは程度の差はあれども必ず愛着障害が子どもに発生してしまうのです。そして、その愛着障害の中の何割かが、境界性パーソナリティ障害つまり情緒不安定性パーソナリティ障害を引き起こすことになるのです。この背景にあるのが、オキシトシンというホルモンです。 愛情不足こそ諸悪の根源 オキシトシンは、授乳や分娩に

    境界性人格障害の二分法的認知の原因
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  • MSG | ナカムラクリニック|内科・心療内科・精神科|神戸市中央区(花隈 元町 三宮)

    『グルタミン酸ナトリウム(MSG)の神経系に対する影響』という論文(1954年)がある。 https://www.jstage.jst.go.jp/article/kjm1952/3/4/3_4_183/_article/-char/ja/ 抄録を訳してみよう。 (1)イヌ、サル、ヒトの運動野の灰白質に高濃度のグルタミン酸ナトリウム(アスパラギン酸ナトリウムでも同様)を作用させると、潜伏期のごく短い間代性けいれんが起きる。 (2)イヌの循環器系に少量のグルタミン酸をいれると、投与から20分間、条件反射(唾液分泌)を促進し、その効果は数時間続く。 (3)グルタミン酸ナトリウム(MSG)に関する上記の二つの効果は、MSGが高等動物の中枢神経系に対して直接的な生理作用を有していることによるものと考えられる。 この論文は、グルタミン酸というごくシンプルな形をした単なるアミノ酸が、大脳皮質に対して強

  • 権力と愚行権  狩る者と狩られる者の世界の中で – 人間・創造性の心理学

    今回はパターナリズム、愚行権、そして司祭型権力と狩猟権力、非人称的な権力がテーマです。 「良かれと思って」監視し、「正しいとされたこと」に従わない者を管理し、そうやって大衆の思考が特定の方向へ向かうように導く、まさにメディアはフーコーのいう「牧人=司祭型権力」の一種ともいえます。 みなそれぞれに違う中で「ある程度納得できるもの」を見出していく大らかさを失い、「完璧・完全な理想的な正しき良い社会」なんてものを強引に作ろうとする人々は、「良かれと思って」「我等の正しさ」によって「存在を最も徹底的に排除する人々」になっていく。 以下のニュースですが、「~1990年代まで」って、結構最近じゃないですか。 ローマ教皇が7月謝罪した、先住民の子どもへの大規模虐待。カナダでは1870年代から1990年代まで約15万人の先住民の子どもが、カトリック教会が主に運営する139校の寄宿学校に強制的に送られました

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  • 中高年にメンタル危機注意報!ストレスでダウンする人にありがちな特徴とは?

    理想的なアラフィフ像として、「太っていない・不潔じゃない・老けていない」という3つのNGが浸透している昨今。 ですが大事なものがもうひとつ。 「不幸せじゃない」ことだとは思いませんか? 外見ばかりが重要なのではありません。 こころ、メンタルヘルスも中高年がチェックすべきポイントです。 ストレス、適応障害、格差社会。 多くの企業の産業医として40年以上従事してきた夏目誠先生に、人生100年時代のメンタルヘルスの考え方を伺ってきました。 中高年のメンタルヘルスに関して専門的に語っている、というとあまり見かけませんね。 人生が一番しんどい中高年に対するが、意外と出版されていませんね。 体に関するはたくさん出ているでしょう。 でもメンタルに関しては少ない。 中高年が一番しんどい、というのは? 実は「メンタルが一番しんどくなるのが中高年」というのが僕の意見です。 大きな病気というわけではないで

    中高年にメンタル危機注意報!ストレスでダウンする人にありがちな特徴とは?
  • ADHDの薬、それは治療か商売か | Dr林のこころと脳の相談室

    1 【2909】初診でADHDと診断され、すぐ薬を出されたのですが、飲む必要があるのでしょうか で私は、 「ADHDの薬物療法としてコンサータは正式に認められている以上、初診から処方するという方針は間違いとは言えない。しかし、(1)ADHDには薬物療法以外の対応法があるのにもかかわらず、初診から処方するのは、薬物療法に偏した診療である (2)【2909】がADHDだとしても、薬物療法が必要なレベルとは思えない (3)そもそもADHDに薬物を処方することにはかなり慎重であるべきである という理由から、賛成できない。これら(1)(2)は医学的に標準的な見解である。(3)は林個人の見解であって、標準的とは言えない」 と回答した。 コンサータは薬の商品名で、一般名はメチルフェニデートである。日でコンサータが発売されたのは2007年だから、比較的新しい薬といえる。 但し、同じメチルフェニデートで、