気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン (働くその1から読む) (働くその2から読む) (働くその3から読む) (働くその4から読む) マルクスの労働概念の歪み さて、このようにして労働は人間の本質そのもの、「聖なるもの」となったのである。しかしぼくたちは労働にそれほどの価値を実感しているだろうか。たしかに現代の社会はだれもが何らかの形で働くことによって、社会に貢献することを求められる。 ぼくたちは、自己を実現する機会は仕事においてしかみつけられず、人々から承認をうける機会も仕事においてしかみつけられず、生活の糧も仕事においてしかえられないかのようである。現代の社会はだれもが賃労働者あるいは給与生活者であるかのようである。しかし、このように労働あるいは仕事が、人間の本質であり、聖な
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