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2022年5月19日のブックマーク (6件)

  • 「失敗を恐れるな」から「失敗を楽しもう」へ|shinshinohara

    ビジネス記事や教育記事なんかを読むと、「失敗を恐れるな」なんて言い草を見かけるけど、おかしいと思う。この言葉の裏メッセージは「失敗は恐いものだ、だがしかし」というもの。失敗恐がってんじゃん。恐いのに恐れるなって言語矛盾。そんな風に思う。そもそも、失敗って楽しいもんだし。 私は、危険がない限り、失敗はとても大切で、恐がるようなもんじゃないと考えている。むしろ大変興味深く、楽しいものだと考えている。成功はつまんない。だって、予想通りのことが起きただけなんだから、学びがない。失敗とは、想定してないことが起きたということ。これは新しい出会い。ワクワク。 赤ちゃんを観察していると、大変興味深い。たとえば丸や三角、四角のプラスチックを穴に通すオモチャの場合、ついつい大人は早く「正解」にたどり着けるよう教えたくなる。何せ、赤ちゃんは丸を四角の穴に入れようとしたり、三角を丸の穴に遠そうとしたり、失敗ばかり

    「失敗を恐れるな」から「失敗を楽しもう」へ|shinshinohara
  • 底なし沼との向き合い方|shinshinohara

    自分でなんとかしようとせず、してもらおうとするばかりの人と対すると、なぜゲッソリした気持ちになるのだろう?際限のない要求をされて底なし沼に大切な時間を放り込んでいるような、ブラックホールにすべてのエネルギーを吸い取られるような気持ちにさせられるからかもしれない。 他方、自分でできることは自分でなんとかしようとする人に何かしてあげるのは心地よい。終わりが見えるし、頼られてる感が嬉しい。しっかりしてる人に頼られるのは、こんなしっかり者にも頼られた、という自信になるのかもしれない。 しかし、ただ頼るばかりの人、自分でなんとかしようとしない人の要求は終わりが見えず、恐ろしくなる。この人からは何もかもむしり取られるのでは、という恐怖。しかも、たよられたのを断ったらこっちが悪者にされる可能性大。やってあげたら一応お礼は言われるけど、また次の要求がくる。ゲッソリ。 人に頼ってばかりの人は「与える」ことに

    底なし沼との向き合い方|shinshinohara
  • 【メモ】「モンゴルはなぜ強かったのか」…というか本当に「強かった」のか(杉山正明) - INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

    何度か紹介した「興亡の世界史」モンゴル編 興亡の世界史 モンゴル帝国と長いその後 (講談社学術文庫) 作者:杉山正明講談社Amazon 著者は杉山正明。 この第3章で「モンゴルは強かったか」という身も蓋もない小見出しがある。 以下引用 チンギスとモンゴルを語る時、とにかくやたらに強かったというイメージがある。 だが当にそうか。 モンゴル騎馬軍団と言っても所詮は人間である。 耐久力はあるがスピードは出ない小型のモンゴル馬に乗り、確かによく飛ぶ短い弓で短い矢を射る。……要するに馬と弓矢の軍団にすぎなかった。 破壊力など、実はたかが知れている。 機関銃も鉄砲もない。 モンゴルを未曾有の強大な暴力集団であるかのように言うのは間違っている。 東西の記録で共通して語られることがある。 それは、モンゴル遊牧民族達は、極めて純朴にして勇敢、命令・規律によく従ったというのである。 彼らが淳良・忠実であった

    【メモ】「モンゴルはなぜ強かったのか」…というか本当に「強かった」のか(杉山正明) - INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-
  • 入社1年1ヶ月で育休を取った夫の上司がすごかった。予定日10日前に陣痛がきてもスムーズな引き継ぎ、内祝いもナシ

    かなか*4y+0y @KanakaTsubaki 息子が生まれる時、夫が育休を2週間取りたいと伝えたら上司から別室に呼び出された。当時転職したばかりで入社から1年1ヶ月で育休を取ることになる。恐る恐る会議室に入ると眉間に皺を寄せた上司が待っていてひと言「そんなに少なくていいの?たかが2週間の育休で君は何をするつもりなの?」と。 2022-05-18 18:59:39 かなか*4y+0y @KanakaTsubaki 結局夫婦で話し合って育休は2週間にしたんだけどありがたい申し出だった。が、この上司さんのすごいのはここからだった。 お伝えした時点から「妊娠出産は何が起こるか分からないから」と夫に関わるメールの全てにccで自分を入れるように指示。夫の仕事をいつでも引き継げるように準備。 2022-05-18 18:59:40 かなか*4y+0y @KanakaTsubaki 予定日10日前に「

    入社1年1ヶ月で育休を取った夫の上司がすごかった。予定日10日前に陣痛がきてもスムーズな引き継ぎ、内祝いもナシ
  • テーブルの上にはない選択肢|DaiTamesue為末大

    頭が良さを考える時、そこに様々な特徴を見出しますが、その中の一つにテーブルの上に乗っていない選択肢を見出して選べるというのがあると思います。人生は選択の連続です。 考えてみるとあらゆる選択のほとんどで私たちは前例を参考にしています。起業家が増えて起業という選択があるのだと思い、海外移住した人の話を聞き海外移住という選択があるのだと思います。選択肢を目にしてはじめて人はそれを選べるのだと意識します。例えばタイにマンゴーライスというべ物があります。ご飯にマンゴーを添えるという日に暮らしているとちょっと思い付かないようなべ物です。私はそれが大好物で時々無性にべたくなるのですが、マンゴーライスをべる前は同じような欲求が湧き上がった時には違うものをべたがっていたのだろうと思います。人間には欲求がありますがその欲求の満たし方すら、過去の経験や目の前の選択肢の中から選んでいます。 どの学校に

    テーブルの上にはない選択肢|DaiTamesue為末大
  • 会うということ|DaiTamesue為末大

    最近「会うことが人生にどのような影響を与えるのか」を考えています。人に会うとはどういうことでしょうか。オンラインでも会ったことになるのでしょうか。もしそうでなければ、現実的に会うことにはどのような意味があり、特徴があるのでしょうか。 人間の認知機能は大変優れています。考えてみれば360度様々な方向から音が聞こえ、匂いがし、かつ視覚にはあらゆる情報が飛び込んでくる中で、大して混乱せず生きていられるだけで大変なことです。考えてみれば、見るとか聞くとか匂うというのは人間が分類した機能なだけで、そこに漂う情報を受け取っているということにおいては違いはありません。そのような膨大な情報を受け取っても平気なのは、無意識で情報の取捨選択をおこなっているからだそうです。 例えばカクテルパーティー効果というものがあります。パーティーに出ていて目の前の人と話をする時周りの声はあまり聞こえていません。ところが後ろ

    会うということ|DaiTamesue為末大