複雑なトラウマ持ちや発達障害の人は、ちょっとした刺激に神経が繊細に反応して、自分を防御する姿勢を取り、胸がざわついて、体が固まり凍りついていき、息がしづらくなります。彼らが日常生活のなかでトラウマのトリガーを引くと、体が凍りついていくので、調子が悪くなり、身体感覚が麻痺します。凍りつき状態が続くと、悪いイメージが思い浮かんできて、考えにはまり込みます。頭の中で考えるようになり、体の中から離れていくと、解離や離人感が出て、現実感が薄くなります。そうなると時間・空間感覚がおかしくなり、人によっては、外の刺激に対して、体の反応が鈍くなり、歩く屍になるとか、自分が自分で無くなってしまうとか、自分のことがよく分からなくなります。 解離・離人感がある人は、トラウマの渦にはまり込み、心と体が離れて、手足が勝手に動き出すような状態にあります。凍りついた体は、筋肉がギュッと縮まった状態で、血流が滞り、手足は
![解離や離人症、発達障害から回復する技法](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/88a5a4f961e0c9d74b55ba78e9597bbfe1957cc4/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.jimcdn.com%2Fapp%2Fcms%2Fimage%2Ftransf%2Fnone%2Fpath%2Fs49c6e7cf54e3dd77%2Fbackgroundarea%2Fida7ac419749b260b%2Fversion%2F1704638746%2Fimage.jpg)