僕は「勉強法を教える」というスタイルで家庭教師をしています。勉強法を改善すれば、自学で成績が伸ばせるようになり、それが大きな成績の伸びにつながると思っているからです。 反勉強法 でも勉強「法」の「方法」という概念について懐疑的でもあります。デカルト的に考えれば、正しい方法に則って思考すれば誰もが同じ真理に辿り着くのでしょうが、僕はこれには同意できないです。残念ながら頭の良さには個人差があることは否定できないです(「良さ」という尺度で優劣をつけることは正しくないようにも思います。しかし、ここで強調したいのは個人差があるという事実です)。いや、むしろ全ての人に同じ可能性が秘められていると考えることは、個人の個別性・特殊性を無視する暴力的な側面を孕んでいるとすら思います。だから、どうしようもない個人差があることは、残念な事実ではなくて、目の前の生徒をケアするための出発点であると思うのです。 少し
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