Texas Instruments(TI)は米国時間4月4日、同業のアナログ半導体メーカーNational Semiconductorを65億ドルで買収することを発表した。 TIはNational Semiconductorに現金で支払う。National Semiconductorの同日の株価終値14.07ドルに1株あたり11ドルが上乗せされ、TIは1株につき25ドルを支払うことになる。両社の取締役会ともすでに買収案を承認している。 買収後は「規模が10倍に」なるとTIは語った。同日午後に行われた電話会見の説明によると、両社を合わせたマーケットシェアは17%から18%になる見込みだという。規制当局の承認を得なくてはならないため、買収が完了するには6カ月から9カ月かかると同社は見込んでいる。 「この買収は体力を強化し、成長に向かうためのものだ」と、TIの会長兼最高経営責任者(CEO)のRi
2月28日、東芝とソニーが長崎工場の設備譲渡で正式契約したことを発表した。写真は昨年1月、都内の東芝本社前で撮影(2011年 ロイター/Toru Hanai) [東京 28日 ロイター] 東芝6502.Tとソニー6758.Tは28日、東芝が長崎県に保有する半導体の生産設備をソニーに売却する契約を正式に結んだと発表した。設備の譲渡は4月1日付で実施する予定で、売却額は530億円。 昨年12月24日の合意に基づいて、東芝がソニーに売却する設備は、ソニー長崎工場の敷地にある設備で、据置型ゲーム機「プレイステーション3」に搭載する高性能半導体セルを生産している。2008年にソニーから900億円で買収したものだが、ソニーはこれを買い戻し、デジタルカメラやスマートフォン用に需要の拡大するCMOSイメージセンサーの生産設備に転用する。今回の設備買い戻しにかかる530億円は、ソニーが長崎工場のCMOSイメ
[サンフランシスコ 30日 ロイター] 米アップルAAPL.Oは携帯電話端末「iPhone(アイフォーン)」向けの多機能チップの自社開発を目指し、半導体業界からの人材確保を進めているようだ。 4月30日、米アップルによる半導体開発の動きは既存サプライヤーにとっては機会損失の脅威となる。写真はロンドンのアップルストアで2006年3月撮影(2009年 ロイター/Dylan Martinez) アナリストによると、アイフォーンは現在、韓国のサムスン電子005930.KS、米ブロードコムBRCM.O、米マーベルMRVL.O、英CSRCSR.L、独インフィニオンテクノロジーズIFXGn.DEといった複数の供給先から調達したチップを使用している。しかし、アップルが自社開発に成功すれば、現在のサプライヤーのリストから少なくとも1社の名が消える可能性がある。 アナリストは、省電力プロセッサメーカーの米PA
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