2010/05/19 フランスを本拠とするタレスは、通信・運輸や金融に加え、航空宇宙産業など幅広い分野向けに、広義のセキュリティ製品を提供している。2008年10月には、イギリスのエンサイファー(nCipher)を買収し、情報セキュリティ分野にも手を広げてきた。 同社のインフォメーションシステムセキュリティ部門 テクニカルストラテジー担当ディレクター、ジョン・ギーター氏は5月17日、@ITの取材に対し「エンサイファーとタレスのほかの製品とを組み合わせることで、カバー範囲が広がる」と述べ、特に、クラウドコンピューティング向けに同社の製品群を提供していきたいと述べた。 タレスでは、旧エンサイファーのハードウェアセキュリティモジュール(HSM)やタイムスタンプ製品を提供している。HSMとは、VPNや認証などに用いる暗号鍵を安全に保管し、適切なアプリケーションとの間で安全に暗号化などの処理を行える
リアルタイムのチャットやコラボレーションを可能とするウェブベースツール「Google Wave」が、一般向けに公開される。 半年前、大々的に登場したGoogleの同サービスは、ソーシャル分野に新たな側面をもたらしたが、その分野では「Google Buzz」のせいで影が薄くなっていた。Buzzは、広く利用されている「Gmail」に直接組み込まれているため、当初からずっと多くのユーザーを獲得していた。 今回の一般提供により、Waveの未来は上向くかもしれない。 Google Waveの製品マネージャーを務めるStephanie Hannon氏は米国時間5月18日付けのブログ投稿で、「われわれが得た貴重なフィードバックから、Waveが、特に頻繁な議論と密接な協調を必要とするプロジェクトに共同で取り組むチームにとって、優れた作業場であることは明らかである」と述べた。「かなり以前にGoogle Wa
「それを作れば人はやってくる」というのは、映画「フィールド・オブ・ドリームス」で主人公が聞く天の声だが、作ればそれで十分だとは限らない。自らのサービス基盤をもとに、他の人に何かを作ってもらうことが必要な場合もある。 Googleが「Gmail」で取り組んでいるのは、まさにそういうことだ。「Google Apps」の利用者は今後、Gmailの機能を取り込んださまざまなサードパーティーのアプリケーションを追加可能になる。 Google Apps機能拡張の製品マネージャー、Chandrashekar Raghavan氏は米国時間5月18日付のブログで次のように説明している。「本日から、サードパーティーの開発者はGmailのコンテキストガジェットを開発し、『Google Apps Marketplace』で配信できる。こうしたガジェットはソーシャルネットワーク、ビジネスサービス、ウェブアプリケーシ
PayPalは米国時5月19日、Android用の開発ツール「Mobile Payments Library」を発表した。同ツールを使うことで、課金や募金を必要とするアプリケーションにPayPalを使った清算機能を追加できるようになる。同ツールは、顧客の財務状況が追跡可能なため、小規模開発者に不正な支払いへの対抗手段を提供する。Mobile Payments Libraryは、これまで「iPhone」用に提供されてきた。 また、PayPalは、「Google App Engine」用に「X Toolkit」と呼ばれるツールキットを公開している。同ツールキットにより、Google App Engineを使っている開発者は、アプリケーションにおけるPayPalを利用した支払いを管理できるようになる。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く