中国・北京(Beijing)の病院で、母親の指をつかむ新生児の手(2008年12月1日、資料写真)。(c)AFP/Frederic J. BROWN 【7月4日 AFP】世界保健機関(World Health Organization、WHO)は3日、カンボジアの子供たちの間で広まっている原因不明の病気により、ここ3か月で60人が死亡したと発表した。 WHOの公衆衛生専門家、ニマ・アスガリ(Nima Asgari)医師によれば、最初の死亡例は4月に報告された。犠牲者は全て7歳以下の幼い子どもだという。 WHOは現在、カンボジア保健省と協力して病原と感染経路の特定に取り組んでいる。 アスガリ氏は、まだ調査が初期段階にあるため詳しい症状の特定は難しいとしつつ、「高熱や、重い胸部の症状に加え、一部の子どもは神経系に異常をきたしている兆候がある」と説明している。 現在までに報告された61例のうち、