【ワシントン=犬塚陽介】米西部コロラド州の銃乱射事件で犠牲になった24歳の女性は、先月にカナダ・トロントで起きた銃乱射事件の現場にも居合わせ、間一髪で難を逃れていたことが分かった。米メディアが報じた。女性は自身のブログで、いつ人生が終わるか分からず、当たり前のように感じる「すべての瞬間をありがたく思う」などとつづっていた。 この女性はスポーツ・レポーターのジェシカ・ガーウィさん(24)。20日には友人と映画に出かけ、命を落とした。 ガーウィさんは先月、交際中だった男性とトロントにあるショッピング・モールを訪問。「嫌な予感」を感じてその場を立ち去った3分後に銃撃があり、間一髪で難を逃れたという。事件では6人が死傷した。 ガーウィさんはブログに「人生がいかに壊れやすいものかを見せつけられた。いつ、どこで、人生が終わるのかは分からない」と体験をまとめ、当たり前のように感じていた「家族との抱擁や友