こんばんは。編集委員の早川大地です。 以前、「はじめて本を自炊してみたよ」を書いて以来、すっかり電子書籍一択の生活を送っているわけです。本屋から買ってきたばかりの新品の本を即座に裁断しスキャナに入れるたびに、毎回そこはかとない罪悪感で、「あああ、僕は今いけないことをしているうううう!!!とってもいけないことをしているよおおおお!!!」という気分になるのですが、やはり便利さには変えられぬってことで、哀れ、我が家につれてこられた本は、即座にばらばらにされる運命に陥っています。そんなわけで、電子書籍読書が習慣になってくると、最初とはちょっとばかり使い方やコツも変わってくるんで、その後の僕の環境をご紹介します。 ■機材 前回記事時は、レンタルでしたが、結局すぐにスキャナ、裁断機ともに買いなおしました。スキャナはScanSnap S1500をそのまま購入し、裁断機はカール事務器のDC-210Nという
ゲームは誰でも作れるもの 読んだ人の中には、懐かしの「マイコンBASICマガジン(ベーマガ)」を思い出した人も多かったのではないでしょうか。 「ゲーム製作の雑誌ってないよね」――そんなTwitterのつぶやきから始まった、中高生向けのゲーム製作雑誌「がまぐ!」が本日12月15日、新たに創刊されました。といっても書店で売られているような「紙の雑誌」ではなく、ファイルはPDF形式、いわゆる「電子書籍」の形で公開されており、誰でも公式サイトから無料でダウンロードすることが可能となっています。 創刊号の内容は、巻頭の「ゲームとは何か」にはじまり、「コンピュータゲームの基本構造」、「ゲームデザインの基本」、「Java+Swingの基本」、「C#+XNAの基本」など複数の章で構成。巻末には「ベーマガ」時代を思い起こさせる、「投稿ゲーム」コーナーもあります。対象ユーザーは主に中学生~高校生とのことで、ゲ
【電子書籍】 漫画家「講談社から『印税は15%な』と一方的に提示された。話し合いもないのかよ!」 ファミ通で漫画描いてたこともあった鈴木みそさんが電子書籍の印税について語る 【鈴木みそ - Wikipedia】 鈴木 みそ(すずき みそ、本名:鈴木稔(すずき みのる)、1963年8月12日 - )は、日本の漫画家。静岡県下田市出身。東京藝術大学美術学部絵画科油絵専攻除籍。ペンネームは高校時代の美術部のあだ名より。『ファミコン必勝本』ライター時代のペンネームは「ちゃっきりみそ」。 1 名前: セフ美(関西地方)[sage] 投稿日:2010/10/25(月) 17:19:59.15 ID:JQJ9FBzU0 講談社から単行本を二冊出しているが「デジタル的利用許諾契約書」というものが送られて来た。 どちらも印税15%を一方的に印字して、全ての所有権は乙(講談社)に帰属する。 とかいて
スキャン代行サービスがなぜ今話題なのか? 今年2010年にネット上で話題になった新しいビジネスの一つに「スキャン代行サービス」がある。手持ちの書籍をダンボールに詰めて宅配便で代行業者に送付すると、のり付けされた部分を裁断し、スキャナでPDFまたはJPEGなどのデジタルデータに変換、電子書籍端末で読める形にして届けてくれるというサービスだ。 これまでもオフィス文書を対象にした電子化サービスは存在していたが、2010年に台頭してきたこれらスキャン代行サービスの特徴は、ターゲットが主に個人ユーザーであり、また対象となるのが「書籍」である点が、従来とは大きく異なっている。裁断機とスキャナを用いた書籍の電子化作業は一般に「自炊」と呼ばれるが、これらのサービスは自炊の作業をまるごと代行してくれるというものである。 スキャン代行サービスが登場する直接のきっかけとなったのは、米Appleから発売されたタブ
2010年10月24日12:14 カテゴリメディア 講談社の「デジタル的利用許諾契約書」について 講談社の野間副社長は「年内に2万点をデジタル化しろ」と社内に号令をかけ、同社のほとんどの著者に「契約書」を送っているようだ。その1通を入手したので、一部を引用する:第3条(本著作物のデジタル的利用の目的)甲[著者]は、第2条記載の目的にそって本著作物のデジタル的利用を乙[講談社]に許諾する。本契約期間中、甲は自ら本著作物のデジタル的利用を行なわず、また、乙以外に本著作物のデジタル的利用を許諾しない。第4条(利用の範囲)乙は、本契約に基づき、本著作物のデジタル的利用について次の各号に掲げる行為をすることができる。本著作物を自己の費用負担でデジタル化して、本デジタルコンテンツを製作すること。なお、本デジタルコンテンツは乙が管理し、デジタル化の過程で発生した本デジタルコンテンツに関する所有権は全て乙
電子書籍に対する関心が高まっている。新たな電子書籍端末なども登場し、これからいよいよ、本や雑誌の配信が本格化しそうだ。こうした新たな流れは、作家の立場からみても大きな変化だ。 電子書籍に対する関心が高まっている。新たな電子書籍端末なども登場し、これからいよいよ、本や雑誌の配信が本格化しそうだ。こうした新たな流れは、作家の立場からみても大きな変化だ。今年7月に開催された電子書籍販売のフリーマーケット「電書フリマ」(「電書フリマ」とは? 主催者が明かす電子書籍の未来を参照)に参加したライターの深川岳志が、その体験から電子書籍の可能性を考える。 【詳細画像または表】 これまで出版は、巨大な装置産業だった。著者→出版社→印刷→流通→書店→読者という上流から下流への一方的な流れである。 書籍の電子化はこの流れを変える動きといってもいい。極端な話、著者→読者が可能になるし、読者→読者も可能になる
読書用のデバイスとしてiPadやKindleが脚光を浴びているが、普及台数で見た場合、これらをはるかに凌駕するデバイスが存在する。そう、iPhoneだ。画面サイズこそiPadやKindleには及ばないものの、携帯性の高さはなにより魅力だし、汎用デバイスとあってポテンシャルも高い。使い方によっては、自炊した書籍データのビュワーとして、専用機にはないパフォーマンスを発揮してくれる。 というわけで、前回のiPad編に引き続き、今回はiPhoneで自炊データを快適に読むためのテクニックについて見ていきたい。 なお文中では特に言及しないが、本稿はiPhoneだけではなくiPod touchも対象としている。3G回線への対応の有無など、iPhoneとの機能の違いなどは適宜読み替えていただきたい。
裁断機の刃の切れ味を復活させるサービスや、裁断済みのバラバラになった本を売買できる「裁断本.コム」というサイトが開設されるなど、自分が持っている本を裁断して電子書籍化する、いわゆる「自炊」を行う人に向けたサービスが着々と展開されていますが、大手家電量販店のヨドバシカメラが自炊する方法を詳しく紹介した特設ページを公開しています。 詳細は以下から。 これがヨドバシカメラが公開した特設ページ。本を電子書籍化することのメリットとして「色あせなどの劣化がなくいつまでも高品質で保存・読むことができる」「保管場所に困らない」「重さを気にせず読みたい書籍を何冊も持ち歩くことができる」といったことを挙げています。 ヨドバシ.com-スペシャル情報-スキャナで読み取り自分だけの電子書籍を作ろう! まず自炊に必要なもの。本の背表紙を切り落とし、1ページずつバラバラにするための「裁断機」と、バラバラにした本を読み
先週、新宿で開催されたテクニカルコミュニケーションシンポジウム2010にて、パネルディスカッションのパネラーとして参加させていただきました。Web技術やデザインに関連する話ではなく、ネット社会のいまとマニュアルのこれからを考えるという内容でした。マニュアル(テクニカルライティング)という世界はあまり詳しくありませんでしたが、出演のオファーをいただいた2ヶ月前から調査・勉強をし、このサイトでも紹介しているような情報を交えて話に加わりました。 そもそもマニュアルとは? 電子書籍でもハマる問題ですが、今までのマニュアルの見た目・印象を活かしつつ電子化してしまうと、紙のように見えて紙ではないよく分からないデジタルマニュアルになります。「よりリッチに」ということでインタラクティブなコンテンツが盛り込まれた CD-ROM が同封される場合もあります。しかし、そんな形ではマニュアルの電子化に未来はありま
iPadの上陸、Googleの参入などで盛り上がる電子書籍市場。「Webに近い」性質を持つ電子書籍は、Web制作の世界とも決して無縁ではありません。本連載では、「JavaScriptラボ」でおなじみの古籏一浩氏が、主な電子書籍フォーマットのデータの作成方法を解説します。(編集部) 電子書籍にはPDF、EPUB、.book、AZW/MOBI、Topaz、XMDFなどさまざまなフォーマットがありますが、どのフォーマットがどんなコンテンツに適しているのか、どのような方法でデータを作成できるのか、電子書籍の課題や現実のワークフローは実際にデータの作成を体験することで見えてきます。そこで、本連載では現時点で広く使われている(もしくは仕様が公開されている)4つの電子書籍フォーマットについて、データの作り方を解説します。
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