松江市内の地区で住民運動会を取りやめる動きが出ている。背景にあるのは、人口減少と少子高齢化。出場選手の確保が難しくなった。そもそも「やる意味があるのか」といった声もちらほら。地域で長年続いた行事が時代に合わなくなり岐路に立たされている。 (報道部・古瀬弘治) 「運動会をやめようと思います」 今春、松江市の秋鹿体育協会の馬庭豊会長(67)が役員や委員が出席する全体会で提案すると、異を唱える者はほぼなく、60回近い回数を誇る毎年6月の地区の運動会は、あっけなく中止になった。 秋鹿は人口1746人(高齢化率43・18%)で5年前...
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