近年世の中でよく耳にする「老害」という言葉に、再雇用で会社に残る選択ですら「これって老害かも…」と恐れを抱いてしまうが少なくありません。本記事では和田氏の著書『老化恐怖症』(小学館)から一部抜粋し、「老害」という言葉の元来に立ち返りつつ、どう捉えるべきかを解説します。 「若い社員から『老害』と言われたくない」再雇用で残るか否か2022年に上梓した『老害の壁』で、私は「老害」という言葉が安易に使われることで、世のが萎縮してしまうことに警鐘を鳴らしました。「若い人から老害と呼ばれないように」と、がなるべくでしゃばらず、慎ましい生活を強いられるような現在の日本社会の状況に異を唱えたのです。 何歳になっても権力を手放そうとしない元政治家や会社経営者が、いつまでも人の意見を聞かずに独裁的に振る舞って「老害」と呼ばれることがあるのは、歳をとったせいではなく、若い頃からもともと「そういう人」だったからで
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