タグ

ブックマーク / bunshun.jp (777)

  • 政府与党は課税強化を見直すべき 有能な人材が日本から出ていく | 週刊文春 電子版

    今年も早いもので12月だ。日々寒さが厳しくなって、真冬の季節を感じている。そんなせわしい師走のなかで気になる政府の動きがある。 政府が年間所得が30億円を超える人を対象に、所得税に最低負担率を導入することを調整しているというのだ。合計の所得金額から3.3億円を差し引き、22.5%の税率をかけた金額を計算し、これが通常の税額を上回る場合に差額を徴収する。2023年度与党税制改正大綱のなかで最終調整しているようだ。 岸田首相 ©︎時事通信社 だが、この施策には疑問を持たざるを得ない。そもそも株式の配当は法人税を支払った後の配分だ。企業の税引き後のパフォーマンスを反映した株価も、法人税の支払い後の価値を反映したものであり、配当やキャピタルゲインに対する課税は二重課税にもあたる。 何より強く危惧しているのは、日として、誤ったメッセージを世界中に発信してしまうことだ。シンガポールはもとより、米国な

    政府与党は課税強化を見直すべき 有能な人材が日本から出ていく | 週刊文春 電子版
  • 「大学に申請しなくていいの?」大阪の“総領事館突撃”集会…気弱な中国人留学生に密着して見えた革命の正体 | 文春オンライン

    11月25日にはじまった反ゼロコロナ政策・反習近平政権をとなえる中国政治運動「白紙運動」(白紙革命)は、当局の徹底した封じ込めと、コロナ対策の緩和もあって、中国国内ではわずか数日で沈静化した。運動は今後、先細りする可能性が高いが、日など各国では中国人留学生らがいまなお活発に動いている。 彼らの活動の形態は、習近平政権を積極的に批判するデモや政治集会を組織する動きと、政治色を薄めてゼロコロナ政策による人災(ウルムチの火災や貴州省の隔離者バス事故など)の被害者を追悼するキャンドル集会を行なう動きのふたつにわかれる。

    「大学に申請しなくていいの?」大阪の“総領事館突撃”集会…気弱な中国人留学生に密着して見えた革命の正体 | 文春オンライン
  • 姿を消して50年以上…日本が誇る巨大島「淡路島」の廃線跡には何がある? | 文春オンライン

    は島国である。四方八方、どこに向かってもひたすら進んでいけば、最後は海に落ちるだけだ。日は6800以上の大小さまざまな島から構成されている。 とはいっても、島というのは大陸と比較して面積が小さいという比較対象があっての定義だから、日国内でいえば州はいわば大陸のようなものといっていい。州に次いで大きいのは北海道、そして九州、四国。このあたりまでは、誰でも知っている。 そこから先は、北方領土の択捉島や国後島がランクインし、沖縄島が第7位。佐渡島、奄美大島、対馬までがベスト10だ。で、今回やってきたのはあと一歩のところでベスト10入りを逃した島、淡路島である。

    姿を消して50年以上…日本が誇る巨大島「淡路島」の廃線跡には何がある? | 文春オンライン
  • 大阪駅の「性的広告」で再び燃え上がる論争の行方について | 文春オンライン

    先般、立憲民主党の前衆議院議員・尾辻かな子さんが、JR大阪駅の御堂筋口で「エッチな萌え絵広告」が大々的に展開されていたことに対して、Twitter上で苦言を呈しておられました。 JR大阪駅の御堂筋口。こんな広告が…。2022年の日、女性の性的なイラストが堂々と駅出口で広告になるのか…。 pic.twitter.com/nsNlJCMiEr — 尾辻かな子 (@otsujikanako) November 25, 2022 議論が繰り返される、広告における性的表現の問題 この手の論争は、とりわけ公共的な場所で「エロい絵を掲げるな」という論調のもと、寄せては返す波のように毎度問題視され議論になる性質のものであります。2019年には弁護士の太田啓子さんが、献血を設営する日赤十字社による「宇崎ちゃんは遊びたい!」との献血コラボキャンペーンを問題視し、胸が大きい萌えキャラが公共の場で起用されるの

    大阪駅の「性的広告」で再び燃え上がる論争の行方について | 文春オンライン
  • 「このままでは自己破産するしか…」高級食パン「乃が美」運営会社にフランチャイズ店オーナー有志が“要望書”を提出 | 文春オンライン

    『高級「生」パン』と銘打った高級パンの専門店を全国に展開する「乃が美」。経営難に陥った同社のフランチャイズチェーン(FC)店舗の複数のオーナーが有志の会を結成し、社にロイヤリティ引き下げを申し入れるなど声をあげていることが「週刊文春」の取材でわかった。 FCオーナー「このままでは自己破産するしかない」 乃が美といえば、有名人御用達の高級パンで知られる。 「元雨上がり決死隊の宮迫博之や俳優の哀川翔、お笑いコンビ・かまいたちの山内健司、SPEEDの上原多香子らが乃が美のパンがお気に入りだと公言しています」(フードライター)

    「このままでは自己破産するしか…」高級食パン「乃が美」運営会社にフランチャイズ店オーナー有志が“要望書”を提出 | 文春オンライン
    tsutsumi154
    tsutsumi154 2022/12/01
    あんなフランチャイズなんて次の波が来たらさっさと乗り換えるものなんじゃないのか
  • 〈国会議事堂でニンマリ写真〉逮捕された給付金詐欺グループは自民党・熊田裕通衆院議員のスタッフだった | 文春オンライン

    警視庁犯罪収益対策課が、持続化給付金の詐取を巡る事件で逮捕した名古屋市のコンサル会社役員らが、自民党の熊田裕通元総務副大臣(58)の事務所スタッフだったことが「週刊文春」の取材でわかった。熊田議員の名前が入った名刺を持ち歩き、自民党員の勧誘など熊田氏や自民党への支援の呼びかけを行っていたという。 組織犯罪処罰法違反の疑いで警視庁に逮捕されたのは、名古屋市のコンサル会社「iNiDEP」の取締役である太田親幸容疑者(40)と江部薫容疑者(35)。既に同社代表取締役の谷逸輝容疑者(25)も逮捕・起訴されており、現在までに同社の3人が逮捕された。 「太田と江部は170人に持続化給付金の不正受給を指南し、約1億7000万円を詐取した疑いがある。そして、コンサル料で得た約740万円を銀行口座に隠していたとして逮捕されたのです」(社会部記者) 逮捕された3人と熊田議員の親密写真 「詐欺グループを仕切って

    〈国会議事堂でニンマリ写真〉逮捕された給付金詐欺グループは自民党・熊田裕通衆院議員のスタッフだった | 文春オンライン
  • 岸田文雄首相 今度は選挙運動費用131万円を不記載 政治資金規正法違反の疑い | 文春オンライン

    岸田文雄首相(65)が、昨年の衆院選に伴う選挙運動費用収支報告書には自らが代表の政党支部に「内装費用」などの名目で計約131万円を支出していたと記載しながら、政党支部側の政治資金収支報告書には収入として記載していないことが、「週刊文春」の取材でわかった。虚偽記載だとすれば、政治資金規正法違反になる。岸田事務所は取材に対し、誤った記載をしていた事実を認めた。

    岸田文雄首相 今度は選挙運動費用131万円を不記載 政治資金規正法違反の疑い | 文春オンライン
    tsutsumi154
    tsutsumi154 2022/11/29
    宛名書き無しの領収書発行する方も発行する方だろ
  • なぜ母親たちは「反ワクチン派」に染まるのか…根拠不明でも「医療デマ」が拡散してしまう理由 | 文春オンライン

    なぜ医療デマは拡散してしまうのか? ――そもそも子育て中の方は、なぜデマを信じるのだと思われますか? 今西 育児は正解の無い世界だということが大きいでしょう。大きなトラブルがなくても不安になりがちなうえ、母親に負担や責任がのしかかっている。するとそこにヒュッと現れた人が断言調で力強く導いてくれると、その人についていってしまう心理があるのでは。 ワクチンの場合も、真っ当な医療情報では科学的根拠のある部分しかはっきり言うことができず、わからない部分に関しては説明できません。ところが反ワクチンの人たちは、断言しますよね。不安を抱える母親たちは、「わかりづらい」より「わかりやすい」ものに流れていきます。 また今は、コロナ禍で孤独を感じる母親たちが増えているのに、情報だけはバンバン入ってくる。間違った情報を選んでも、致し方ない状況だとは思います。正解がないのもまた育児の楽しさではありますが、その正解

    なぜ母親たちは「反ワクチン派」に染まるのか…根拠不明でも「医療デマ」が拡散してしまう理由 | 文春オンライン
    tsutsumi154
    tsutsumi154 2022/11/23
    言ったら差別になるので思ったことは言えません
  • 岸田文雄さん、自民党の伝統「放り投げ総辞職」待ったなし問題について | 文春オンライン

    岸田文雄さん、顔色悪いんですよね。 週刊文春が、岸田事務所の選挙で空白領収書がたくさんあったと報じました。 〈証拠写真〉岸田文雄首相も選挙で“空白領収書”94枚 公選法違反の疑い https://bunshun.jp/articles/-/58898 また、共産党の機関紙・しんぶん赤旗に新総務大臣の松剛明さんの政治資金規正法違反ネタを打ち上げられてしまい、政治資金や選挙運動費用をめぐる問題で寺田稔総務相を更迭した直後だっただけに面倒なことがたくさん起きています。これで支持率なんて上がるわけないよね。 岸田首相お疲れ?言い間違え連発 「寺田大臣」を「タケダ大臣」 https://www.jiji.com/jc/article?k=2022112100732&g=pol 松新総務相 規正法違反疑い/複数の政治資金パーティー https://www.jcp.or.jp/akahata/aik

    岸田文雄さん、自民党の伝統「放り投げ総辞職」待ったなし問題について | 文春オンライン
    tsutsumi154
    tsutsumi154 2022/11/23
    そりゃ共産党とか公明党はトップにずっといてもプレッシャー誰もかけてこないからね
  • 〈証拠写真〉岸田文雄首相も選挙で“空白領収書”94枚 公選法違反の疑い | 文春オンライン

    政治資金や選挙運動費用を巡る問題で寺田稔総務相を更迭した岸田文雄首相(65)が、昨年の衆院選(10月31日投開票)に伴う選挙運動費用収支報告書に、宛名も但し書きも空白の領収書を94枚添付していたことが、「週刊文春」の取材でわかった。目的を記載した領収書を提出することを定めた公職選挙法に違反する疑いがある。 岸田首相は広島1区選出。1993年の初当選以来、昨年の衆院選で当選は10回を数える。 「今年8月の内閣改造で総務相に起用した寺田氏は、同じ広島が地盤で、岸田首相が率いる宏池会の創設者・池田勇人元首相の孫娘をに持ちます。2人は同学年でもあり、いわば、首相の“右腕”的な存在でした。ところが、『週刊文春』の報道で、政治資金を巡る問題が噴出。党内からは『(死刑のハンコ発言で辞任した)葉梨康弘法相と一緒に更迭すべき』という声が上がったものの、首相は『寺田さんは悪くない。頑張らせたい』と続投させる

    〈証拠写真〉岸田文雄首相も選挙で“空白領収書”94枚 公選法違反の疑い | 文春オンライン
  • 「中国が脅威になることはない」知の巨人エマニュエル・トッドが語った「世界の正しい見方」 | 文春オンライン

    「GDPで測られる『経済力』はもはやフィクションにすぎず、リアルな経済的実態を反映していないのです」――欧米を代表する「知の巨人」エマニュエル・トッド氏がGDPを「時代遅れの指標」と語る意味、そしてGDP2位の中国が「世界の脅威」になりえない理由とは? トッド氏の新刊『我々はどこから来て、今どこにいるのか? 上 アングロサクソンがなぜ覇権を握ったか』より一部抜粋してお届けする。(全2回の1回目/後編を読む) GDPでは現実は見えない GDPがもはや「時代遅れの指標」であることも指摘しなければなりません──といっても、人類学的アプローチを重視する私が「経済」を軽視しているわけではありません──。 現下の戦争をGDPの観点から見てみましょう。ロシアによるウクライナ侵攻前夜の2021年、世界銀行のデータによれば、ロシアとベラルーシのGDPの合計は、米国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、

    「中国が脅威になることはない」知の巨人エマニュエル・トッドが語った「世界の正しい見方」 | 文春オンライン
    tsutsumi154
    tsutsumi154 2022/11/05
    既に脅威なのでなることはない
  • 《内部資料入手》NHKがコンサル企業に“受信料49億円”を注ぎ込んでいた! | 文春オンライン

    NHKが2020年度から2年足らずの期間に、コンサルティング企業6社に対し、総額49億円を支払っていたことが「文藝春秋」特別取材班の取材で明らかになった。 「文藝春秋」特別取材班はB4判3枚の内部資料を入手。そこには〈2か年(2020年・2021年)取引高上位6業者の件名と組織と金額〉と書かれている。 この〈上位6業者〉とは、ボストン・コンサルティング・グループ、デロイトトーマツコンサルティング、野村総合研究所、PwCコンサルティング、ガートナージャパン、アクセンチュアの6社だ。2020年度、NHKはこの6社に対し、計約32億円を注ぎ込んでいる。 入手した資料には2021年度11月期までの金額も記載されており、それが約17億円。2年足らずで約49億円もの金額が、コンサル企業に支払われていた。この49億円の原資は、言うまでもなく視聴者から徴収した受信料である。 資料の「契約内容」欄には各部局

    《内部資料入手》NHKがコンサル企業に“受信料49億円”を注ぎ込んでいた! | 文春オンライン
  • 「この学校は普通ではない」2年余りで生徒2人が自殺…いじめを黙殺する「長崎・海星学園」と我が子を失った「両親」の葛藤 | 文春オンライン

    勇斗くんの死の原因は「いじめ」 絵に描いたように幸福で平凡だった一家にとって、勇斗くんの死はまさに晴天の霹靂だった。何が息子をそこまで追い込んだのか。当初、大助さんとさおりさんには全く見当がつかなかったという。遺書にわざわざ傍線付きで記されていた「そういうこと(リンクつける)」とは一体、何なのか。 当たり前のように送っていた日常は、もろくも崩れ去った。愛息の死の真相を知りたいと願う2人は、やがて「いじめ」という答えにたどり着く。 亡くなった勇斗くん(左)とお兄さん(写真:両親提供) 勇斗くんの死が世の中に広く知られるようになったのは、2019年2月のことだった。大助さんとさおりさんは長崎県庁の県政記者クラブで会見を開き、カメラの前でこう訴えたのだ。 「学校が設置した第三者委員会が約1年4カ月の調査の結果、息子の自殺の主たる要因を『同級生によるいじめ』と認めました。なのに、学校側は不服だとし

    「この学校は普通ではない」2年余りで生徒2人が自殺…いじめを黙殺する「長崎・海星学園」と我が子を失った「両親」の葛藤 | 文春オンライン
  • 「中間中立で報道しているという気は確かにない」と記者が公言…沖縄の地元紙は本当に“偏っている”のか? | 文春オンライン

    夕刊フジに興味深いコラムがあった。 『玉川氏とひろゆき氏に“あおり芸”の共通性 問題は「炎上」に乗っかるカッコ悪いテレ朝、当にその路線でいいんですか?』(10月20日) 書いたのは「報道ステーション」などのプロデューサーを経て、ABEMAの立ち上げにも参画した元テレビ朝日の鎮目博道氏。 「カッコ悪いテレ朝」とは 「カッコ悪いテレ朝」とは次の2件。「羽鳥慎一モーニングショー」における、玉川徹コメンテーター問題。そして、テレビ朝日がサイバーエージェントとともに運営するABEMAの番組が引き起こした、ひろゆき氏の「辺野古座り込み揶揄」問題。 「ABEMA Prime」の取材で沖縄を訪れたひろゆき氏が、辺野古の新基地建設に反対する座り込み運動を揶揄する発言をツイッターに投稿したのだ。 《玉川氏とかひろゆき氏が「あおり芸で生きていく」の自体は別にそれはそれでいいと思うんですが、問題はそれをなんとな

    「中間中立で報道しているという気は確かにない」と記者が公言…沖縄の地元紙は本当に“偏っている”のか? | 文春オンライン
  • 「若い女の子を無垢、生娘のうちに牛丼中毒にする」採用ページを見ても納得…吉野家から「女性蔑視発言」が生まれたワケ | 文春オンライン

    田舎から出てきた右も左も分からない若い女の子を無垢、生娘のうちに牛丼中毒にする」――今年4月、牛丼チェーン大手「吉野家」の元常務による女性蔑視発言が注目を集めた。 ジャーナリストの浜田敬子氏によれば、差別を増長する姿勢は吉野家の「採用ページ」からも感じられたという。今の企業として、吉野家に欠けた視点とは? 浜田氏の新刊『男性中心企業の終焉』より一部抜粋してお届けする。(全2回の2回目/前編を読む) 吉野家問題とジェンダーウォッシュ 女性活躍を積極的に進めていることを公表し、女性社員や管理職の数値を達成していれば、真のダイバーシティ企業なのか、ジェンダー平等を達成している企業なのか、という点は慎重に見極める必要がある。 私がこのことを改めて強く感じたのが、2022年4月に起きた吉野家元常務による女性蔑視発言だった。 著名マーケターとして知られる吉野家元常務が早稲田大学の社会人向け講座で、若

    「若い女の子を無垢、生娘のうちに牛丼中毒にする」採用ページを見ても納得…吉野家から「女性蔑視発言」が生まれたワケ | 文春オンライン
  • 学生は「アカハラだ」と悲鳴 群馬大医学部3年生「3分の1が留年」の異常事態 | 文春オンライン

    医療をテーマにした即興演劇で8人が事実上留年に 留年者が大量に出ている授業は、服部健司教授(63)が担当する「医の倫理学」と「医系の人間学」。多くの教員は、「救済措置」として再試験や補講を課してなるべく留年する学生を少なく抑えようとしているが、服部教授は現在、そうした救済措置を取っていないという。 卒業生が語る。 「服部教授の授業は、成績評価の基準がよく分からないんです。彼は今年から、3年生が対象の『医系の人間学』の授業で医療をテーマにした即興演劇を取り入れ始めました。毎回の授業後に考察などを書いて提出する『リアクションペーパー』と、学生自身の演劇のパフォーマンスだけで成績が決められ、試験も期末レポートもなしで、8人が単位を落としました。必修科目なので、その8人は事実上留年です。学生たちは『一生懸命演技していた人ほど単位を落とした』と嘆いていました」 群馬大学医学部 服部教授(研究室HPよ

    学生は「アカハラだ」と悲鳴 群馬大医学部3年生「3分の1が留年」の異常事態 | 文春オンライン
  • 《観光バス横転》美杉観光バス元社員らが証言する“過酷すぎる労働環境”と“穴だらけの研修制度”「13連勤が月2回。1日19時間勤務のことも…」 | 文春オンライン

    続々と寄せられた観光バス業界からの「悲鳴」 「ろくな研修もなく現場で不安を感じた」 「勤務が過酷で4時間睡眠が続く」 「待遇が悪すぎて生活が苦しい。優秀な人ほどすぐに辞めてしまう」 文春オンライン取材班は、バスを運行していた「美杉観光バス」(埼玉県飯能市)の複数の関係者らにも取材。印象的だったのは、元社員らが「自分たちの経験と、会見で社長が話していた内容が全然違う」と口を揃えたことだ。 美杉観光バスでの家宅捜査 ©共同通信 事故発生当日、同社の吉田典弘社長はツアーを企画した「クラブツーリズム」の酒井博社長とともに記者会見を開き、運転手の勤務実態などについて語っている。 大手紙社会部記者が解説する。 「どこか他人事のようなクラツーの酒井社長とは対照的に、美杉観光の吉田社長は終始申し訳なさそうな態度でした。人命が失われているので当たり前ですが、記者の質問にはすべて答えていました。『運転手は真面

    《観光バス横転》美杉観光バス元社員らが証言する“過酷すぎる労働環境”と“穴だらけの研修制度”「13連勤が月2回。1日19時間勤務のことも…」 | 文春オンライン
  • ≪矢野顕子≫≪小泉今日子≫≪寺島しのぶ≫≪柴咲コウ≫…憧れの先輩たちとの共演を糧に、のんが目指す30代からの「新しいのん」とは? | 文春オンライン

    ◆◆◆ あの言葉で自由になれた。迷わずやれる自分になれた ――16年の主演作『この世界の片隅に』は戦時中の広島の物語で、最新主演作『天間荘の三姉妹』では終盤で震災が関わってきます。21年に自ら監督・脚・主演を務めた『Ribbon』はコロナ禍を生きる美大生の物語でした。20代のなかで、時事をどう意識し、自身の表現に生かしてこられましたか? のん 難しいですよね…。世の中ではコロナや戦争とか心を閉ざしたくなるようなことが重なるし、「困っちゃうな」と思う場面もたくさんあるし。でも、私はせっかくこういうお仕事をしているので、自分がどう表現を打ち出して、どう振る舞ったらみんなが元気になってくれるのか? 笑顔になってくれるのか? という点をいつも一番大事にしてきました。 自分の思いとみなさんの求める思いが一致しているかどうかも、かなりシビアに意識してきたつもりです。 ――共演以来ずっと親交が続いてい

    ≪矢野顕子≫≪小泉今日子≫≪寺島しのぶ≫≪柴咲コウ≫…憧れの先輩たちとの共演を糧に、のんが目指す30代からの「新しいのん」とは? | 文春オンライン
  • 読売主筆・渡邉恒雄氏「せめて100歳までは生きよう、なんて考えるね」 | 文春オンライン

    長期入院説や重病説が囁かれていた読売新聞グループ社代表取締役主筆の渡邉恒雄氏が「文藝春秋」のインタビューに応じた。いまも胸にあるのは生涯一記者の誇りだ。 〈僕は大正15年生まれ、今年で96歳になった。できるだけ仕事は控えているが、今も週に何度かは会社に出勤している。中曽根(康弘)さんが101歳で亡くなったことを考えると、自分もせめて100歳までは生きよう、なんて考えるね。 この歳になるまで「生涯一記者」だと思ってやってきた。岸田総理まで過去、何人もの総理大臣と付き合ってきたし、幾度となく政治の重大な場面に立ち会ってきたのも事実だ。政治家に深くい込んだがために「癒着だ」なんて見当ちがいな批判を浴びたこともあった。だが、自分の気持ちの中では、あくまでも一記者に過ぎないと常に分を弁えてきたつもりだ。今も社の「主筆」であることを誇りにしている。 政治家はみんながみんな立派なわけじゃない。総理大

    読売主筆・渡邉恒雄氏「せめて100歳までは生きよう、なんて考えるね」 | 文春オンライン
  • 11年7月の豪雨水害からJR「只見線」が運航再開。しかし「これでは乗れない」…幕末から歴史に彩られた秘境路線は、また苦境に陥ってしまうのか | 文春オンライン

    JR只見線が10月1日、11年ぶりに全線開通した。 同線は、会津若松駅(福島県会津若松市)と小出駅(新潟県魚沼市)を結ぶ135.2kmの鉄道だ。福島県内では只見川の峡谷に沿って走る秘境路線でもある。 そのうち、最も自然環境や地理条件の厳しい会津川口(福島県金山町)-只見(同県只見町)間の27.6kmが、2011年7月の豪雨水害で寸断された。JR東日は同区間をバス転換する方針を提示したが、福島県など地元自治体が強く運行再開を求めたほか、財源負担までするという異例の条件を持ち出したため、なんとか復旧にこぎ着けた。被災した赤字路線はそのまま廃線にするというJRの方針が強まる中では、極めて珍しい事例となった。

    11年7月の豪雨水害からJR「只見線」が運航再開。しかし「これでは乗れない」…幕末から歴史に彩られた秘境路線は、また苦境に陥ってしまうのか | 文春オンライン