毎年6月に実施され、11月に発表される、全国学校図書館協議会による「学校読書調査」の2022年の結果が公表された。小4~高3の「今の学年になってから読んだ本」から見える変化やトレンド、今年の特徴とは? ここでは小学生・中学生に関して見ていく(全3回の第2回) 小学生では短編集人気が加速し、『銭天堂』廣嶋玲子が女子に「作家読み」 学校読書調査では2021年以降、小4~高3男女に「今の学年になってから読んだ本」を3冊挙げてもらうアンケートを実施し、シリーズごとに集計している(2019年までは「5月1か月に読んだ本」をいくつでもいいから挙げる聞き方をし、シリーズものでも個別の巻ごとに集計していた)。 まずは小学生の部から見てみよう。 男女問わず変わらず人気の作品としては ・学習マンガ…『科学漫画サバイバル』『学研まんがでよくわかる』シリーズ ・学習系読みもの…『ざんねんないきもの事典』『空想科学
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