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ブックマーク / odamitsuo.hatenablog.com (13)

  • 出版状況クロニクル184(2023年8月1日~8月31日) - 出版・読書メモランダム

    23年7月の書籍雑誌推定販売金額は738億円で、前年比0.9%減。 書籍は388億円で、同2.2%減。 雑誌は350億円で、同0.5%増。 雑誌の内訳は月刊誌が293億円で、同3.2%増、週刊誌は56億円で、同11.7%減。 返品率は書籍が41.0%、雑誌が42.9%で、月刊誌は42.0%、週刊誌は47.1%。 雑誌のプラスは22年8月以来11ヵ月ぶりだが、コミックスの『ONE PIECE』『呪術廻戦』『キングダム』『【推しの子】』(いずれも集英社)『ブルーロック』(講談社)の新刊が出されたことによっている。 しかし雑誌の40%を超える返品率はまったく改善されておらず、雑誌販売金額もコミック次第という状況が続いている。 1.『日経MJ』(8/2)の「第51回日の専門店調査」が出された。 そのうちの「書籍・文具売上高ランキング」を示す。 ■ 書籍・文具売上高ランキング 順位会社名売上高 (

    出版状況クロニクル184(2023年8月1日~8月31日) - 出版・読書メモランダム
    tsutsumi154
    tsutsumi154 2023/09/24
    CCCの逆噴射がすごいな 早晩書籍からも手を引きそう ポイントを割り引いた売上で計上しなければいけないように会計基準が変更されたのか
  • 出版状況クロニクル183(2023年7月1日~7月31日) - 出版・読書メモランダム

    23年6月の書籍雑誌推定販売金額は792億円で、前年比8.1%減。 書籍は420億円で、同4.7%減。 雑誌は371億円で、同11.7%減。 雑誌の内訳は月刊誌が313億円で、同11.1%減、週刊誌は58億円で、同15.0%減。 返品率は書籍が41.5%、雑誌が48.4%で、月刊誌は41.6%、週刊誌は48.4%。 いずれも40%を超える高返品率は2ヵ月連続で、月を追うごとに売上が落ちこみ、それが返品率の上昇へとリンクしているのだろう。 それだけでなく、売上の低迷による書店返品の増大、及び書店閉店で生じる返品量も重なっていると判断できよう。 1.出版科学研究所による23年上半期の出版物推定販売金額を示す。 ■2023年上半期 推定販売金額 月推定総販売金額書籍雑誌 (百万円)前年比(%)(百万円)前年比(%)(百万円)前年比(%) 2023年 1〜6月計548,151▲8.0328,416

    出版状況クロニクル183(2023年7月1日~7月31日) - 出版・読書メモランダム
    tsutsumi154
    tsutsumi154 2023/08/01
    これだけいろいろ話題あって景気いい話が一個もない 業界の終活
  • 出版状況クロニクル182(2023年6月1日~6月30日) - 出版・読書メモランダム

    23年5月の書籍雑誌推定販売金額は667億円で、前年比7.7%減。 書籍は366億円で、同10.0%減。 雑誌は311億円で、同4.9%減。 雑誌の内訳は月刊誌が252億円で、同6.1%減、週刊誌は58億円で、同0.7%増。 返品率は書籍が40.8%、雑誌が45.9%で、月刊誌は46.3%、週刊誌は44.3%。 いずれも40%を超える高返品率で、23年下半期も高止まりしたままで続いていくように思われる。 月末になって、名古屋ちくさ正文館の閉店が伝えられてきた。 1.トーハンから出版社に対して、トップカルチャーの59店舗が日販、MPDからトーハンへの帳合変更が伝えられてきた。 帳合変更は10月1日の予定。 前回、未来屋書店の日販からトーハンへの帳合変更を取り上げたばかりだ。トップカルチャーのほうもクロニクル172の『日経MJ』の「書籍・文具売上ランキング」第7位、売上高は257億円に及ぶ。

    出版状況クロニクル182(2023年6月1日~6月30日) - 出版・読書メモランダム
    tsutsumi154
    tsutsumi154 2023/07/02
    小出版流通センターってニコリ配本してたところか
  • 出版状況クロニクル181(2023年5月1日~5月31日) - 出版・読書メモランダム

    23年4月の書籍雑誌推定販売金額は865億円で、前年比12.8%減。 書籍は483億円で、同11.6%減。 雑誌は382億円で、同14.2%減。 雑誌の内訳は月刊誌が324億円で、同15.1%減、週刊誌が57億円で、同8.9%減。 返品率は書籍が31.9%、雑誌が42.3%で、月刊誌は41.2%、週刊誌は47.9%。 村上春樹の6年ぶりの長編小説『街とその不確かな壁』(新潮社)の重版合わせ35万も焼け石に水のようで、 最悪のマイナスと返品率ということになろう。 これに定価値上げのことを考えれば、さらなるマイナスで、23年下半期はどのような出版状況を迎えることに なるのか、予断を許さない。 1.日図書館図書館協会の『日図書館 統計と名簿』が出されたので、その「公共図書館の推移」を示す。 ■公共図書館の推移 年    図書館数 専任 職員数 (人)蔵書冊数 (千冊)年間受入 図書冊数

    出版状況クロニクル181(2023年5月1日~5月31日) - 出版・読書メモランダム
  • 出版状況クロニクル176(2022年12月1日~12月31日) - 出版・読書メモランダム

    22年11月の書籍雑誌推定販売金額は915億円で、前年比4.2%減。 書籍は508億円で、同6.3%減。 雑誌は406億円で、同1.5%減。 雑誌の内訳は月刊誌が345億円で、同0.3%増、週刊誌は61億円で、同10.5%減。 返品率は書籍が34.7%、雑誌は40.4%で、月刊誌は39.3%、週刊誌は46.1%。 雑誌のマイナス幅の減少と月刊誌のプラスは、コミックスの『ONE PIECE』『HUNTER×HUNTER』『怪獣8号』(いずれも集英社)、『東京卍リベンジャーズ』(講談社)などの人気新刊が集中刊行されたことによっている。 週刊誌と同様で、月刊誌売上が改善したわけではない。 雑誌売上は新刊コミック次第という出版状況はこれからも続いていくだろう。 1.出版科学研究所による22年1月から11月にかけての出版物販売金額を示す。 ■2022年1月~11月 推定販売金額 月推定総販売金額書籍

    出版状況クロニクル176(2022年12月1日~12月31日) - 出版・読書メモランダム
  • 出版状況クロニクル177(2023年1月1日~1月31日) - 出版・読書メモランダム

    22年12月の書籍雑誌推定販売金額は972億円で、前年比5.7%減。 書籍は522億円で、同3.5%減。 雑誌は449億円で、同8.2%減。 雑誌の内訳は月刊誌が388億円で、同9.1%減、週刊誌が61億円で、同1.8%減。 返品率は書籍が29.0%、雑誌が37.8%で、月刊誌は36.4%、週刊誌は45.3%。 書店売上は書籍が8%減、雑誌は定期誌が3%減、ムックが4%減、コミックスが13%減。 ゲオのレンタルリサイクル50円コーナーで、大量に『鬼滅の刃』が売られていたが、 あの神風的ベストセラーはもはや完全に終焉したのであろう。 1.出版科学研究所による1996年から2022年にかけての出版物推定販売金額を示す。 ■出版物推定販売金額(億円) 年書籍雑誌合計 金額前年比(%)金額前年比(%)金額前年比(%) 199610,9314.415,6331.326,5642.6 199710,7

    出版状況クロニクル177(2023年1月1日~1月31日) - 出版・読書メモランダム
  • 出版状況クロニクル175(2022年11月1日~11月30日) - 出版・読書メモランダム

    22年10月の書籍雑誌推定販売金額は845億円で、前年比7.5%減。 書籍は484億円で、同5.9%減。 雑誌は360億円で、同9.7%減。 雑誌の内訳は月刊誌が296億円で、同10.8%減、週刊誌は64億円で、同4.3%減。 返品率は書籍が34.1%、雑誌は43.8%で、月刊誌は43.4%、週刊誌は45.5%。 8、9月に比べてマイナス幅が大きくなってきていることからすれば、 20年、21年の書籍推定販売金額よりも22年の大幅な減が予測される そのような出版状況の中で、22年の最後の月へと入っていく。 1.『出版月報』(10月号)が特集「出版物の価格を考える」を組んでいる。 出版科学研究所の水野敦史による時宜を得た好企画で、各種グラフと表も併せて「出版物の価格」の推移と出版、社会状況をトレースしている。 そのうちの総務省「家計調査(二人以上の世帯)」に基づく「消費支出と品目別支出額の推移

    出版状況クロニクル175(2022年11月1日~11月30日) - 出版・読書メモランダム
  • 出版状況クロニクル160(2021年8月1日~8月31日) - 出版・読書メモランダム

    21年7月の書籍雑誌推定販売金額は820億円で、前年比11.7%減。 書籍は426億円で、同4.6%減。 雑誌は394億円で、同18.2%減。 雑誌の内訳は月刊誌が328億円で、同19.0%減、週刊誌は65億円で、同14.3%減。 返品率は書籍が41.4%、雑誌は43.9%で、月刊誌は43.3%、週刊誌は46.7%。 書店売上はコロナ禍と東京オリンピック開催もあり、全体的に低調で、学参や児童書はプラスだったが、コミックは『鬼滅の刃』の爆発的売れ行きも収まり、月刊誌の大幅なマイナスとなった。 いずれにしても、販売金額の大きなマイナス、高返品率を前提として、秋へと向かっていくことになろう。 1.『日経MJ』(8/11)の「第49回日の専門店調査」が出された。 そのうちの「書籍文具売上高ランキング」を示す。 ■ 書籍・文具売上高ランキング 順位会社名売上高 (百万円)伸び率 (%)経常利益 (

    出版状況クロニクル160(2021年8月1日~8月31日) - 出版・読書メモランダム
    tsutsumi154
    tsutsumi154 2021/09/01
    ブック1stとかはランキングにも入らないのかな
  • 出版状況クロニクル151(2020年11月1日~11月30日) - 出版・読書メモランダム

    20年10月の書籍雑誌推定販売金額は1000億円で、前年比6.6%増。 書籍は536億円で、同14.0%増。 雑誌は464億円で、同0.8%減。 その内訳は月刊誌が382億円で、同0.5%増、週刊誌は82億円で、同6.4%減。 返品率は書籍が32.2%、雑誌は41.3%で、月刊誌は40.6%、週刊誌は44.1%。 書籍は出回り金額の6%増、送品ボリュームの多量さ、返品率の大幅改善、前年の台風と消費税増税による売上不振の4つの要因が相乗し、近来にないプラスとなった。 書店店頭売上も書籍は6%増、児童書は『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』(集英社みらい文庫)のヒットで11%増、ビジネス書は『人は話し方が9割』(すばる舎)などで8%増。 雑誌は映画で大ヒットの『鬼滅の刃』全22巻が10月も爆発的に売れ、40%増。 コロナ禍と『鬼滅の刃』の大ベストセラー下の10月送品、販売状況ということになろう。

    tsutsumi154
    tsutsumi154 2020/12/02
    ハリー・ポッター云々のくだりはとぼけてんのかマジなのか理解に苦しむ
  • 出版状況クロニクル130(2019年2月1日~2月28日) - 出版・読書メモランダム

    19年1月の書籍雑誌推定販売金額は871億円で、前年比6.3%減。 書籍は492億円で、同4.8%減。 雑誌は378億円で、同8.2%減。その内訳は月刊誌が297億円で、同7.6%減、週刊誌は81億円で、同10.2%減。 18年12月の、2年1ヵ月ぶりのプラスである同1.8%増の反動のように、19年1月は17年の6.9%、18年の5.7%という通年マイナスの数字へと逆戻りするスタートとなってしまった。 返品率は書籍が35.6%、雑誌は47.4%で、月刊誌が49.3%、週刊誌は39.3%。 雑誌の返品率は18年5月の48.6%に次ぐもので、月刊誌のほうはコミックの販売金額7%増がなかったならば、50%を超えていたであろう。 またそれに週刊誌の落ち込を重ねると、19年も雑誌の凋落が続いていくことは確実で、かつてない書店市場の激減に立ち合うことになるとも考えられる。 そのようにして、19年が始ま

  • 出版状況クロニクル125(2018年9月1日~9月30日) - 出版・読書メモランダム

    18年8月の書籍雑誌推定販売金額は926億円で、前年比5.2%減。 書籍は480億円で、同3.3%増。雑誌は446億円で、同12.8%減。 雑誌の内訳は月刊誌が364億円で、同13.1%減、週刊誌は82億円で、同11.7%減。 返品率は書籍が40.2%、雑誌が45.1%で、月刊誌は45.7%、週刊誌は42.4%。 書籍の推定販売金額のプラスは7月の西日豪雨により、広島、岡山、九州などの書店の返品入帖処理が8月になっても終わっていないことに起因している。 出版輸送は運賃問題や人手不足に加え、西日豪雨により、輸送遅延が長期化し、現在も続いているのである。それゆえに書籍は返品減となり、プラスになったわけで、その反動が必ず発生する。 さらに9月は北海道胆振東部地震が起き、書店の被害とともに、北海道も返品や輸送遅延が生じていくであろう。このような災害状況の中で、これまで以上に露出してきたのは運送

  • 出版状況クロニクル121(2018年5月1日~5月31日) - 出版・読書メモランダム

    18年4月の書籍雑誌推定販売金額は1018億円で、前年比9.2%減。 書籍は538億円で、同2.3%減。 雑誌は480億円で、同15.8%減。 雑誌の内訳は月刊誌が393億円で、同15.7%減、週刊誌は87億円で、同16.2%減。 返品率は書籍が35.2%、雑誌が46.6%。 雑誌返品率の改善のためにコミックやムックの送品が大幅に抑制されていて、雑誌推定発行金額は2月が11.3%、3月12.1%、4月は14.0%、それぞれ減となっている。だが返品率は3ヵ月続けて40%を超え、4月までの平均返品率は44.7%に達している。 ちなみに15年は41.8%、16年は41.4%、17年は43.7%であるから、大幅な送品調整や抑制によっても、返品率は上がり続けているのだ。 その一方で、書籍返品率はまだ30%台にとどまっているが、それでも取次にとって赤字とされていることからすれば、雑誌も赤字へと追いやら

    出版状況クロニクル121(2018年5月1日~5月31日) - 出版・読書メモランダム
    tsutsumi154
    tsutsumi154 2018/06/01
    コンビニは雑誌切りたがってるな
  • 出版状況クロニクル119(2018年3月1日~3月31日) - 出版・読書メモランダム

    18年2月の書籍雑誌の推定販売金額は1251億円で、前年比10.5%減。 書籍は773億円で、同6.6%減。 雑誌は478億円で、同16.3%減。 書籍マイナスは前年同月の村上春樹『騎士団長殺し』100万部発行の影響とされる。 雑誌の内訳は月刊誌が390億円で、同17.1%減、週刊誌は87億円で、同12.4%減。 返品率は書籍が32.2%、雑誌が44.2%と、いずれも高くなっている。 前回のクロニクルで1月の前年同月比マイナスが34億円だったので、今後その反動が生じるはずだと記したが、2月は前年同月比147億円マイナスで、すでに18年は2ヵ月で181億円の推定販売金額を失ってしまった。 それを回復できるような出版状況ではまったくない。 出版状況と出版流通システムは完全に臨界点に達しているというしかない。 1.大阪屋栗田が3月6日付で「当社に関する虚偽情報の発信に関して」という「ニュースリリ

    tsutsumi154
    tsutsumi154 2018/04/01
    紙モデルが限界だな。値段倍ぐらいにするしかないのでは。今が安すぎる。そんなことしたら破滅一直線ですけどね。まあ詰んでるってことで
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