AIの教育活用に踏み出すシンガポール…世界トップ級の学力、生き残りに懸ける カメラで児童の動きを検出、中国技術の台頭がもたらすものは「監視」か「安全」か
(前回はこちら) 情報システムの構築には、多くの人手がかかります。「最大瞬間要員数100人」のプロジェクトがあったとして、100人のうち何人が顧客やエンドユーザーの顔を見ながら仕事をすることができるのでしょうか。 100名のうち半数近く、あるいは半数以上が、プロジェクトの「山場」に召集される、いわゆる「下流工程」を担当する要員です。彼ら彼女らは詳細設計書などのドキュメントが正確、かつ変更されないという前提で、その設計を実現するソフトウエア・プログラムの開発を担います。 設計書が間違っていたり、設計内容が変更されることは当然あり得ます。設計ミスを発見できる実力や、変更に迅速かつ柔軟に対応できる実力があれば、「人月単価」のアップにつながります。 ところが、設計を実現するという役割自体は固定化されています。顧客企業やエンドユーザーの顔が見える「上流工程」に関われる機会はなかなかないのが現実です。
1970年代生まれの日米の異色起業家2人。日本側代表はチームラボ代表の猪子寿之氏。テクノロジーとアートを融合した独特のビジネスで最近はアジアにも進出している。 アメリカ代表は齋藤ウィリアム浩幸氏。セキュリティー分野で有数のベンチャーを立ち上げ、マイクロソフトに売却。現在は日本に拠点を移し、精力的に活動している。2012年には『ザ・チーム』を出版した。 日本に新たな成長をもたらすのは、既存の枠組みにとらわれない起業家たち。アントレプレナーとは何か、チームとは何か、そして、これからのネット社会で日本は強みを生かせるのか。2人に語り合ってもらった。 (聞き手は飯村かおり) お2人とも大学、高校の時には友人や仲間と一緒にチームをつくって、アントレプレナーとして活躍されています。なぜ会社に入るという普通の選択をしないで起業しようと思ったのでしょうか。 猪子:起業したのには、いくつかの理由があります。
前回、「今どき事業戦略を立てる時、自社の強みは何かみたいなところから考え始めるなんて、もうそれだけで終わってるよね」と書きました。 でも、戦略考えるときに、自分の強みから考えるって王道じゃないの? そういうフレームワークも習ったことあるよ、という人もたくさんいるでしょう。 じゃあなんでこういう話になっているかといえば、それは「時代が変わったら、答えも変わるのよ」って話です。 確かに昔なら、自社の強みから何を作るかねって考えるのもアリだったと思います。なぜなら「自社の強み」って、(自社にとっても他社にとっても)そうそう簡単には変えられないものだったから。いわば、固定的な条件だったんです。 たとえば、長年かけて培ってきたノウハウだったり、特許で守られた技術だったり、何年もかけて細かく調整&改善してきたラインの行程だったり。 うちは持ってるけど、他社にはおいそれと真似できない、一朝一夕には作れな
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く