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ブックマーク / project.nikkeibp.co.jp (10)

  • アニメの舞台を巡る「聖地巡礼」の今(後編) アニメキャラを観光大使に就任させた館林市

    アニメ作品のファンがロケ地や舞台となった場所を実際に訪れる「聖地巡礼」(前編はこちら)。今や、地方活性化にもつながる重要なキーワードとも言える。とはいえ、作品が話題になったからといって、すぐに聖地巡礼に関わるまちおこし事業を立ち上げようと思っても難しい。後編では、市内を舞台にしたアニメ作品のキャラクターを「アニメアンバサダー」に就任させるなど、今まさに自治体として、聖地巡礼によるまちの活性化に積極的に取り組んでいる館林市の事例を紹介する。 ニューヨーク・タイムズも認めた「よりもい」 館林市の広報誌の表紙を飾った『宇宙よりも遠い場所』。館林市では2021年1月に著作権者との間でライセンス契約を締結し、さまざまな媒体を活用して聖地巡礼をPRしようとしている(資料提供:館林市) 2018年1月2日から 3月27日まで、BS11やAT-X(アニメ専用チャンネル)、TOKYO-MXなどで放映されたア

    アニメの舞台を巡る「聖地巡礼」の今(後編) アニメキャラを観光大使に就任させた館林市
  • 図書館とイベント広場を核に年間約200万人を集客、都城市「Mallmall」|新・公民連携最前線|PPPまちづくり

    備品調達を民間に委託するなど、発注方式も工夫して空間の質を高める 茂木 俊輔=ライター2019.06.18 宮崎県都城市で経営破たんした地元資の商業施設が2018年4月、カフェを備えたおしゃれな図書館に生まれ変わった。その集客力は、図書館が入居する複合施設「Mallmall」全体で年間約200万人。施設全体では。中心市街地活性化の目玉としてイベント広場や子育て支援施設などと一体的に整備され、相乗効果を発揮する。好調さの裏には、集客力アップに向けた公民連携の工夫と苦労がある。 予想外の集客力――。宮崎県都城市の中心部に2018年4月に移転してきた市立図書館の反響には、市の担当者さえも舌を巻く。計画時点の来館者見込みは、移転前の1.5倍に相当する年間27万人。ところがふたを開けたら、2018年度1年間で110万人を超えた。 市立図書館でありながら、来館者は隣の宮崎市や県境を越えた鹿児島県霧島

    図書館とイベント広場を核に年間約200万人を集客、都城市「Mallmall」|新・公民連携最前線|PPPまちづくり
    tsysoba
    tsysoba 2019/06/19
    興味深いが、予算規模が維持できるかどうかが、確かに気になる。
  • 公園内に図書館を整備、板橋区が併設カフェのアイデア募集

    図書館建設に伴い、板橋区平和公園も整備する方針だ公園の面積は約1万8600m2。中央図書館建設に合わせてウオーキングコースの設置など公園整備も進める(板橋区「魅力ある中央図書館建設だより」第8号〔2017年11月〕より) 板橋区は現在、区立中央図書館の老朽化に伴い、板橋区平和公園内に新たな中央図書館を整備するプロジェクトを進めている。新たな中央図書館の館内設置予定のカフェ「いたばしラウンジ(仮称)」の事業内容や平和公園との連携などに関する意見を募集するサウンディング型市場調査を実施する。 板橋区ではカフェ運営事業者の募集に先立ち、調査を通じて市場性を把握し、活用方針の検討や公募時の条件整理に役立てる考えだ。調査は、カフェ事業への参画を考えている法人、または法人のグループを対象に、2018年2月26日から3月9日の期間に実施する。参加希望者は1月16日までに申し込む。 現在の中央図書館は、常

    公園内に図書館を整備、板橋区が併設カフェのアイデア募集
  • これからの公共施設は「20世紀に学んだ建築学が通用しない」|新・公民連携最前線|PPPまちづくり

    パシフィコ横浜で開催された第19回図書館総合展(2017年11月7日~9日)。図書館や公共施設のプロデュース、コンサルティングなどを手がけるアカデミック・リソース・ガイド(横浜市。以下、ARG)の出展ブースでは、「ファンドレイジング」「指定管理」「エリアマネジメント」をテーマに興味深いトークイベントが立て続けに開催された。稿では「エリアマネジメント」についてのトークイベントの模様をお伝えする。 トークイベントのテーマは「地域を編み直す〜公民連携、イノベーション、エリアマネジメント〜」。ゲストは一級建築士でスターパイロッツ(東京都目黒区)代表の三浦丈典氏、日各地のまちづくりに関わるアフタヌーンソサエティ(東京都千代田区)代表取締役の清水義次氏。ホストをARG代表取締役の岡真氏、ARG取締役の李明喜氏が務め、まずは三浦氏、清水氏がそれぞれの取り組みを紹介した。 スターパイロッツは建築物の

    これからの公共施設は「20世紀に学んだ建築学が通用しない」|新・公民連携最前線|PPPまちづくり
  • 図書館における指定管理者制度の課題と可能性

    パシフィコ横浜で開催された第19回図書館総合展(2017年11月7日~9日)。図書館や公共施設のプロデュース、コンサルティングなどを手がけるアカデミック・リソース・ガイド(横浜市。以下、ARG)の出展ブースでは、「指定管理」「ファンドレイジング」「エリアマネジメント」をテーマに興味深いトークイベントが立て続けに開催された。稿では「指定管理」についてのトークイベントの模様をお伝えする。 2003年に始まった公の施設の指定管理者制度(以下、指定管理)。日図書館協会の調査によれば、2015年までに指定管理を導入した全国の公共図書館数は469館。これは全体のおよそ14%に当たる。 制度開始から14年が経過し、図書館における指定管理は何をもたらしたのか。トークイベントは、ARGスタッフの野原海明氏がファシリテーターを務め、ゲストが質問に答える形で進行した。ゲストに招かれたのは、図書館の指定管理を

    図書館における指定管理者制度の課題と可能性
  • 移動図書館に約1200万円の寄付、指宿のNPOが支持される理由|新・公民連携最前線|PPPまちづくり

    パシフィコ横浜で開催された第19回図書館総合展(2017年11月7日~9日)。図書館や公共施設のプロデュース、コンサルティングなどを手がけるアカデミック・リソース・ガイド(横浜市。以下、ARG)の出展ブースでは、「指定管理」「ファンドレイジング」「エリアマネジメント」をテーマに興味深いトークイベントが立て続けに開催された。稿では「ファンドレイジング」についてのトークイベントの模様をお伝えする。 一度も図書館を訪れたことのない子どもたちに、車両による移動図書館を届けたい――。この思いを具現化するため、鹿児島県指宿市のNPO法人、と人とをつなぐ「そらまめの会」(以下、そらまめの会)は、ファンドレイジング(非営利団体が活動資金を調達する行為のこと)を行った(編集部注:市の事業ではなくそらまめの会の活動として実施)。 資金調達の手法は、クラウドファンディング(不特定多数の人がインターネット

    移動図書館に約1200万円の寄付、指宿のNPOが支持される理由|新・公民連携最前線|PPPまちづくり
  • 図書館と大型書店が同居、「本のまち」明石のシンボル施設に

    1日当たり延べ約13万人が乗降するJR明石駅と山陽電鉄・山陽明石駅。両駅の南側約2.2haの地区で進められていた市街地再開発事業が2016年12月に完了し、衰退していた駅前商業地に賑わいが戻ってきた。駅前を通行する歩行者数は2017年2月時点で約2万8000人と、工事期間中だった2015年10月時点の約2万人から4割増えている。 賑わいの回復に大きく貢献しているのが、駅前再開発ビル「パピオスあかし」の4階にある「あかし市民図書館」と、2階のジュンク堂書店明石店だ。前者の蔵書数は約60万冊で、後者は約40万冊。個別にはこの数字を上回る施設はいくつかあるが、公共図書館と民間書店が同居するこれほどの大型施設は、国内に例がないという。 市民の声で役所を図書館、子育て支援施設に変更 順調なすべり出しを見せている再開発ビルだが、完成までの経緯がスムーズだったわけではない。 明石駅の南約300mには明石

    図書館と大型書店が同居、「本のまち」明石のシンボル施設に
  • 規則で縛らない「図書館」に人が集まる――大和市の複合施設「シリウス」|新・公民連携最前線|PPPまちづくり

    神奈川県大和市が2016年11月に開設した施設「シリウス」は、図書館、芸術文化ホール、生涯学習センター、屋内こども広場などの複合体だ。各施設の融合・連携を図ろうと、運営には指定管理者制度を取り入れた。施設全体を一つの図書館空間とみなし、誰もが居場所を見つけられるようにした運営が好評だ。2017年3月半ばには、オープン135日で早くも来館者100万人を突破した。 大和市文化創造拠点「シリウス」は、小田急線と相鉄線の大和駅近くの再開発ビル「YAMATO文化森」の大部分を占める神奈川県大和市の複合施設だ。市の図書館、芸術文化ホール、生涯学習センター、屋内こども広場などを施設内に集めた。 様々な機能が集まっている施設ではあるが、第一印象は「図書館」だ。館内に入ると、3層吹き抜けのエントランスホールが広がり、新刊の展示台を兼ねたワゴン式の書架や座面が広くゆったり座れるいすなどが点在する。一角には

    規則で縛らない「図書館」に人が集まる――大和市の複合施設「シリウス」|新・公民連携最前線|PPPまちづくり
  • 図書館から考える公民連携――「ハード優先」では情報空間と融合できない

    図書館専門誌「ライブラリー・リソース・ガイド」を発刊し、図書館コンサルティングなども手掛けるアカデミック・リソース・ガイド代表取締役の岡真氏に、図書館における公民連携の在り方について聞いた。市民力の生かし方、災害時の対応、ハードとソフトの融合、コワーキングの可能性など、解決すべき課題や展望を、先進事例の取り組みを交えて語ってもらった。 ――「新・公民連携最前線」では、民間企業による公共図書館の“客層拡大”という観点で特集を組みました。全国の図書館の現場をよく知る岡さんに、図書館における公民連携のあり方や可能性についてお聞きできればと思います。 自治体職員や議員、首長の方たちに図書館と公民連携というテーマで話をするときに、最近よく申し上げているのは、「民=民間企業オンリーという意識になってないか」ということです。 つまり、一般の市民も「民」には含まれるはずですよね。NPOが指定管理者に

    図書館から考える公民連携――「ハード優先」では情報空間と融合できない
  • 丸善と共同で図書館と書店の融合施設、桶川市|新・公民連携最前線|PPPまちづくり

    埼玉県桶川市は、JR桶川駅前の商業施設、パトリア桶川内にある駅西口図書館を改装し、大型書店を併設した文化交流施設とする。市は3月7日、書店を出店する丸善(社:港区)とパトリア桶川の所有者である新都市ライフ(社:新宿区)との間で、事業実施に向けた基協定を締結した。 改装は、パトリア桶川のリニューアル工事にあわせて実施する。現在、4階にある駅西口図書館を3階に拡大移転する計画で、面積は現状の2.5倍の約1500m2となる。隣接して店舗面積1300m2程度の丸善が運営する書店と、カフェが入居する。カフェは誘致中だ。市はこれらを単なる隣接施設とせず、融合施設として市民の交流や文化振興などの効果を狙う。共同スペースを設け、図書館と書店のそれぞれの特徴を活かした利用方法を共同で企画するほか、内装にも一体感を持たせるなどの工夫をこらす。設計・施工の詳細は今後、丸善からの提案を受けて協議していく。新

    丸善と共同で図書館と書店の融合施設、桶川市|新・公民連携最前線|PPPまちづくり
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