「世間ずれ」ということばは「世間を渡ってずる賢くなっている」が本来の意味ですが、「世の中の考えから外れている」と誤って理解している人が半数を超えることが文化庁の調査で分かりました。 この調査は、日本語の使い方などがどのように変化しているか把握するため文化庁が毎年行っていて、今回は全国の16歳以上の男女、2028人が回答しました。 この中で、「世間ずれ」ということばの意味を尋ねたところ、本来の「世間を渡ってずる賢くなっている」を選んだ人は35.6%で、「世の中の考えから外れている」を選んだ人が55.2%と半数を超えました。 9年前の調査で同じ質問をしたときは本来の意味を選んだ人が半数を占めていましたが、今回は10代の85%、20代の80%が誤った意味で理解していて、30代から50代にかけても誤った意味で理解している人のほうが多くなっています。 また、「まんじりともせず」は本来は「眠らないで」
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