昨今、さまざまなIT企業が社内の研修資料などを学習コンテンツとして公開している。例えばセガやMIXI、リクルート、サイボウズなどがコンテンツを公開しており、よくSNSで「神資料」などと話題になる。実際、ITmedia NEWSでもたびたび取り上げており、人気が出やすい記事となっている。企業側にとっても、IT人材の関心を集める有効な手段の一つだろう。 こういった資料が公開されるのは、企業のテックブログ(技術ブログ・開発ブログとも呼ぶ)であることが多い。従って、記者は記事のネタを求めて日々さまざまな企業のテックブログをウォッチしている。そんな中で、あるSaaS企業のテックブログが目を引く取り組みをしているのを見つけた。 その企業とは、クラウド型会計・人事サービスを手掛けるfreeeだ。freeeは、自社のテックブログ「freee Developers Hub」で、2021年以降に社員が登壇した
乗降客で混雑するJR博多駅の鹿児島線ホーム=福岡市博多区で2023年5月17日午後6時59分、徳野仁子撮影 都市部の生活に欠かせない通勤・通学列車の減便が各地で進んでいる。新型コロナウイルス禍の利用客減を機に、JR九州は2022年秋に福岡都市圏で朝夕の通勤列車の運行を1割以上減らし、JR東日本や西日本も同様だ。混雑や不便に直面した利用客や沿線自治体からは改善を求める声が止まらないが、鉄道会社には単純に便数を戻せない事情がある。 「(ダイヤ改正を)もう少しソフトにしてくれてもよかったのに……」。JR鹿児島線の福間駅(福岡県福津市)から小倉駅(北九州市)まで通勤で約50分乗車する福津市の男性公務員(40)は、22年9月下旬以降、朝の生活が大きく変化した。JR九州のダイヤ改正で、午前7時前後に3本ほどあった福間駅発の小倉方面行きが1本に集約され、激しい混雑に直面した。 乗る列車を1本遅らせると午
福岡市の鉄道はJR、西鉄、地下鉄の3路線が担っているが、人口160万人を擁する日本有数の大都市にしては不足している感が否めない。地下鉄がもう2、3路線必要であるように思われるが、建設には莫大な費用と時間を要するうえ、需要が少ない地域では、費用対効果の観点から七隈線のようなリニア駆動のミニ地下鉄でも導入は難しい。そこで注目したいのが、建設費が安く工期が短いLRT(Light Rail transport)である。近年の軌道法の改正により、福岡市が建設を行い西鉄が運営するという「公設民営」による整備が可能となった。本稿では、地下鉄では採算性に問題の残る地域や補完輸送の手段として、このLRTの整備も視野に入れて考察する。 企画乗車券類の設定 回数券は福岡市営地下鉄が開業した時から設定されていたが、企画乗車券として1995年5月8日に「えふカード」が導入された。このカードは、事前に運賃としてまとま
福岡市の鉄道はJR、西鉄、地下鉄の3路線が担っているが、人口160万人を擁する日本有数の大都市にしては不足している感が否めない。地下鉄がもう2、3路線必要であるように思われるが、建設には莫大な費用と時間を要するうえ、需要が少ない地域では、費用対効果の観点から七隈線のようなリニア駆動のミニ地下鉄でも導入は難しい。そこで注目したいのが、建設費が安く工期が短いLRT(Light Rail transport)である。近年の軌道法の改正により、福岡市が建設を行い西鉄が運営するという「公設民営」による整備が可能となった。本稿では、地下鉄では採算性に問題の残る地域や補完輸送の手段として、このLRTの整備も視野に入れて考察する。 福岡市交通局の誕生 福岡市交通局は、福岡市で地下鉄が建設された際に発足した組織である。地下鉄開業以前は、福岡市内のバス事業や市内の中心部を走る路面電車を西鉄が運営していた。 福
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く