二宮 「『孤立死』。 一人暮らしの人が、会社や家族、近所など、社会的なつながりから孤立し、誰にも知られずに亡くなることで、『孤独死』とも言われます。 阪神・淡路大震災の後、高齢者の間で相次いだことから、これまで主に高齢者の問題と考えられてきました。 しかし、その『孤立死』が20代から50代の、いわゆる『現役世代』にも少なくないことが分かってきました。」 林田 「こちらをご覧ください。 昨年度、東京23区内で孤立死したと見られる人の数です。 最も多いのは70代ですけれども、50代より下の世代も2割以上いることが分かります。」 二宮 「会社や家族など、さまざまな人との接点が多いと思われがちな『現役世代』が、なぜ孤立死するのか。 その実態を取材しました。」