(CNN) 米インディアナ州の警察は17日までに、30年前に起きた8歳の女の子の強姦・殺人事件への容疑で59歳の男を逮捕した。男は事件後、警察をあざ笑う落書きなどを残して捜査の手を逃れ続けていたが、DNA技術の進歩により身元を割り出される形となった。 事件は1988年4月に発生。インディアナ州フォートウェインに住む8歳のエイプリル・ティンズリーちゃんが家の近所を歩いていたところを何者かが連れ去り、強姦して殺害した。遺体は3日後、約32キロ離れた農村地帯で見つかった。 警察は捜査チームを立ち上げたが、犯人の行方はつかめなかった。遺体発見現場近くの納屋の扉にエイプリルちゃん殺害を認める落書きが見つかったのは、事件から2年後のことだった。 米連邦捜査局(FBI)によると、さらに14年後、次の犯行をほのめかすメモ4枚が、フォートウェインの住宅地の複数箇所で発見された。 警察は殺害現場や上記のメモと