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  • がん保険のカラクリ : 池田信夫 blog

    2013年03月12日00:56 カテゴリ がん保険のカラクリ 著者(岩瀬大輔氏)は、ライフネット生命の創業者で副社長である。前著『生命保険のカラクリ』は、従来の生命保険が「マイナスの貯蓄商品」であることを暴露して、業界に衝撃を与えた。書はその続きとして、医療保険を扱ったものだ。 実はがん保険は、日韓国台湾以外にはほとんどない特殊な保険である。その歴史はアフラック(アメリカンファミリー生命保険)の歴史であり、アフラックの日での利益は全世界の8割を占める。それだけ日人に「がん保険」という金融商品がアピールしたのだろう。 しかし、がん治療だけを対象にする保険というのは奇妙な商品である。それはかつてのようにがんが不治の病で莫大な医療費がかかるというイメージに依存しているのだろうが、今ではがんの5年生存率は56.9%。日人の最大の死因なので、よほど特殊な医療でない限り公的医療保険で

    がん保険のカラクリ : 池田信夫 blog
  • 宇宙はなぜ存在するのか : 池田信夫 blog

    2013年01月01日11:29 カテゴリ科学/文化 宇宙はなぜ存在するのか 明けましておめでとうございます。正月らしく、大きなことを考えてみよう。 現代ビジネスで村山斉氏が「宇宙になぜ我々が存在するのか」を論じているが、これは科学的には決着のついていない問題である。おそらく永遠につかないだろう。これは人間原理という神学的な問題で、実験によって証明できないからだ。最近ではホーキングがこれを宇宙全体にわたる経路積分という考え方で説明しようとしているが、これも実験できない。しかし「宇宙全体に通用する一つの法則が存在する」という仮説が近代科学の圧倒的な成功の原因になった。こんな荒唐無稽な仮説を思いつき、それを実験で証明しようと最初に試みたのはガリレオではなく、中世の神学者である。最近の研究によれば、重力の加速度を発見したのは、ドゥンス・スコトゥスの弟子だった。 スコトゥスは、聖霊のはたらきを数量

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  • スマートフォンのいつか来た道 : 池田信夫 blog

    2011年06月18日09:26 カテゴリIT スマートフォンのいつか来た道 地味なニュースだが、最近ちょっと注目されたのは、RIMが業績不振でレイオフを行ない、株価が暴落したという事件だ。日ではほとんど知られていないが、RIMのBlackberryはアメリカではビジネスマンの必需品で、オバマ大統領もヘビーユーザーだ。かつては「スマートフォン」といえば、Blackberryのことだった。ところがここ1年でアップル(iOS)に抜かれ、さらにグーグル(Android)に抜かれて4位に転落し、シェアが急落している(ITmediaより)。 世界スマートフォンシェア(2010年第4四半期) 順位 OSベンダーシェア(%) 成長率(前年比%) 1 グーグル 32.9 615.1 2 ノキア 30.6 30.0 3 アップル 16.0 85.9 4 RIM 14.4 36.0 5マイクロソフト 3.1

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  • 政策と政局 : 池田信夫 blog

    2011年01月01日17:03 カテゴリ 政策と政局 朝生でも話題になったのは、民主党内のゴタゴタが毎日報道されることにうんざりしているという話だが、これは別に民主党に限った話ではない。丸山眞男は50年前の書で「日の新聞社の政治部は『政界部』だ」と語り、それは日政治が西洋で想定されている法の支配とは異なり、「顔」とか「腹」などの人間関係と切り離せない「肉体政治」だからだと(冗談めかして)述べている。 会社はcompany、政党はpartyだが、いずれも原義は特定の目的のもとに友人が集まった結社(Gesellschaft)である。近代社会の特徴は、このように契約によって人工的につくられたフィクションとしての組織が中核をなす点にあり、それは圧倒的多数の社会が自然な共同体(Gemeinschaft)であるのと対照的だ。日は明治期に法律や制度だけをゲゼルシャフトに変えたが、その根底に

    政策と政局 : 池田信夫 blog
    ttokano
    ttokano 2011/01/01
    "はっきりしているのは古い共同体に戻ることはもう不可能だということだ。たぶん一度、徹底的に壊れたところから個人が自立するしかないだろう。"
  • 「ネット世論」という幻想 : 池田信夫 blog

    2010年09月17日15:27 カテゴリメディア 「ネット世論」という幻想 ツイッターで「ネット世論なんて、ごく一部の偏ったサンプル」だと書いたら、意外に多くの反発があったので、自明のことだが書いておこう。 菅原琢氏も指摘するように、「ネット世論」なるものは、特定のウェブサイトに集まる人々が1人で何度もクリックできる人気投票で、データとしての信頼性はまったくない。かつての「麻生人気」も幻想だったし、今回の「小沢人気」も選挙結果には反映されなかった。これを「新聞社の調査もごく一部の声では?」と同列に置くのは、統計学を知らない妄言である。実際の選挙結果には後者のほうがはるかに近く、今回の代表選でもそうだった。 両者に大きな差があるのは、「ネット世論」にバイアスがあるからだ。たとえばニコニコ動画に小沢氏が出演したあとの人気投票で彼が78.5%を取ったのは、もともと彼に好意をもつ視聴者が小沢氏の

    「ネット世論」という幻想 : 池田信夫 blog
    ttokano
    ttokano 2010/09/17
    完全に同意。
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