東京大学は来年春に入学する1人暮らしの女子学生を対象に、家賃のうち、月額3万円を補助する制度を始めることにしました。大学は全体の2割しかいない女子学生を増やすことが狙いだとしていますが、大学には「経済的な苦労は男子も同じなのに不平等だ」といった意見が寄せられているということです。 大学は14日、来年からこの制度を導入すると公表しましたが、「男子には補助しないのか」とか「経済的な苦労は男子も同じなのに不平等だ」といった批判的な意見がおよそ50件、寄せられているということです。 この新たな制度について、法学部4年の女子学生は「私も1人暮らしをしていて、進学を決める際に家賃の負担をどうするかですごく悩みました。東大は女子学生がすごく少ないので、大学をアピールする意味で必要だと思います」と話していました。 一方、法学部3年の男子学生は「大学が女子学生の増加を目指すのは理解できますが、男子も家賃の負