ロボット情報WEBマガジン
鹿島建設株式会社、ソフトバンクロボティクス株式会社、ソフトバンク株式会社は、ボストンダイナミクスの四足歩行ロボット「Spot」(スポット)を鹿島建設が導入したことを発表した。「Spot」の購入事例は国内初、土木工事現場での活用は世界初の事例となる。Spotは中型犬サイズ、四足歩行で階段や斜面、足場が比較的よくないところでも迅速に移動できる歩行性能の良さが特徴。建設・工事現場での安全確認や工程管理などでの活用が期待されている。
株式会社パルコは、地方独立行政法人東京都立産業技術研究センター(都産技研)、日本ユニシス株式会社、08ワークス株式会社で共同開発した、商業施設・小売店等での業務に特化した自走ロボット「Siriusbot(シリウスボット)」を、5月17日(木)より名古屋PARCOに設置することを発表した。 シリウスボットは高さ約94cm、幅63cm×53cmの丸みを帯びたデザインの自走ロボット。重さは約35kgで走行速度は最大6km/h。上部がタッチディスプレイになっていて画面操作が可能なほか、音声認識・合成により音声でのやりとりも可能。センサーが障害物を検知して、障害物のないルートを選択して走行することができる。 同ロボットは、5月17日(木)から28日(月)の期間中15時-19時、名古屋PARCO西館7階のレストランフロアで稼働。日・英の二ヶ国語での館内案内を行い、ショップや施設情報を音声と画面を使って
米国のAmazon Alexaに「Follow-Up Mode」(フォローアップモード)が登場した。 スマホのAlexaアプリでこの新しい設定を有効にすると、Alexaとの会話終了時にしばらく応答待ちモードとなる機能だ。 今までは複数の指示を連続して行う際に「Alexa,〜」の後、再び「Alexa,〜」と繰り返しウェイクワードが必要だった。 今回のFollow-Up Modeを有効にしておけば、最初のやりとりの後5秒間は青いLEDリングが光るようになる。その間であれば。「Alexa」と呼びかけずに応答できるというものだ。5秒の間に何も言わなければウェイク状態は終了する。 なお、「Alexa, ライト消して、TVを消して」のようなまとめてコマンドを処理できる機能ではない。「Alexa,ライトを消して」と言った後に、5秒以内に「TVを消して」と指示できるものだ。 なお、音楽再生中、オーディオブ
NTTドコモやNTTグループが長年培ってきた音声対話技術やAIエージェントの技術をオープン化し、クラウド・プラットフォームとしての提供を本格化する。 当面、利用料金は無料、デベロッパー向けの説明会も開催し、普及を促進する考えだ。 これにより、NTTの音声会話エンジンを搭載したスマートスピーカー、ロボット、音声家電、自動車などが開発しやすくなり、ソフトウェアベンダーも音声会話を使ったアプリの開発やビジネス化が容易になる。 日本語による高精度な音声会話デバイスやサービスの普及が、一気に加速する可能性が出てきた。 名称は「AIエージェント基盤」 NTTドコモが提供するクラウド・プラットフォームの名称は「AIエージェント基盤」。通称「PROJECT:SEBASTIEN」(プロジェクト・セバスチャン)と呼ばれている。 プロジェクトを牽引する責任者のNTTドコモ 秋永氏と、開発を担当する山崎氏に話を聞
スマートスピーカーを中央に置いたテーブルで、3人の参加者が会議をしている。発言した内容はスマートスピーカーが瞬時に文字変換し、テキストの議事メモとしてクラウドに蓄積していく。このシステムは話者を判別して記録できる。また、話者が同時に話しても認識する。もちろん、インターネットを介した遠隔会議の音声端末として利用することもできる。 スマートスピーカー「Tumbler」(タンブラー)は16個ものマイクアレイを装備し、音の方向を正確に識別することができる。この機能を活用し、方向から話者を特定するしくみだ。「音の到来方向を推定するだけのシンプルな方法です。個人の情報や声の登録も不要で、いわばどの席に座っている人が発言したかだけを識別しているということになります。もちろん、予め社員の声を登録(学習)させることができれば、発言した音声のいわゆる「声紋」を識別して話者を特定することもできます。複数人が同時
アメリカではAlexaのゲームジャンルのスキルが盛り上がっている。現時点でAlexa Skill Storeの「Game」カテゴリには1,000弱、「Games, Trivia & Accessories」カテゴリでは6,000超のスキルが存在している。 一方日本の「ゲーム・トリビア・アクセサリ」カテゴリは現時点で17スキルとまだまだ不足している状況にある。 ではアメリカではどんなゲームが人気があるのだろうか? どんなゲームスキルが人気? Amazonが米国でのゲームスキル事例として紹介しているのは5つのスキル。人気クイズ番組のスキル、音声によるラジオドラマのようなスキル、インタラクティブなアドベンチャーゲームスキル、仮想世界スキルなどの事例だ。 また、スキル開発者向けにはクイズゲーム、トリビアゲーム、テジションツリー、アドベンチャープレーのチュートリアルも開示されており、アイディアさえあ
Amazon Prime会員向けの新サービス「Amazon Key」が凄い。留守でも家に荷物が届く!の中でお伝えしたカメラ「Amazon Cloud Cam」を入手したので紹介する。 Amazon Cloud Camとは? Amazon Keyで使われることを想定した室内向けセキュリティカメラだ。視野角120度、解像度1080pのナイトビジョン対応で、高さは10.4cm、重量142gと小型軽量に仕上がっている。 また、「Work with Alexa」としてAlexa経由で、Amazon Fire TV、Amazon Fire Tablet、Amazon Echo Show、Amazon Echo SpotなどのデバイスにAmazon Cloud Camのライブビュー映像を表示させることができるし、Echo Show、Echo Spotと組み合わせることで、Amazon Cloud Cam
Amazon Alexaのスキル上の通知機能(Notification)は既に限定されたデベロッパーに一部公開されていたが、今回デベロッパーが個別に申し込むことで使えるようになった。 通知機能は、Alexaユーザーがオプトインしたスキルに限って。ユーザーに対して通知を行えるようになる機能だ。通知がある場合、サウンドとデバイスのLEDのインジケーターで新しい情報があることをユーザーに伝えることができる。 ユーザーは通知に気がついたら、「Alexa, what did I miss?」(何か聴き逃した通知ある?)「Alexa, read my notifications」(通知を読み上げて)などと話しかけることで最新の通知を聞くことができる。 なお、Amazonは通知機能をデベロッパーが利用するにあたり、トランザクションベースまたはパーソナライズされた通知を推奨している。現状、広告やプロモーシ
AI音声アシスタントがテキストから音声に変換して「発話する」仕組みを「音声合成」と呼んでいるが、この領域の進化も目覚ましいものがある。 以前、「「人間の喋り声と見分けつかなくね?」 アップル「Siri」の音声合成品質が向上」でApple Siriの音声合成の改善について紹介したが、今回は、Google傘下のDeepMindが開発した音声合成技術について紹介する。 DeepMindのWaveNet DeepMindブログにて、新しい音声合成システムのWaveNetが、最新版のGoogle Assistantに搭載されると発表された。 WaveNetとは、今までの技術にくらべてよりリアルで鮮明な音声を生成するため、新しい深層ニューラルネットワークを使った音声合成のシステム。開発当初はこの処理に時間がかかっており実用的ではなかったが、1年間かけてシステムを大幅に高速化・高品質化させたという。これ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く