・とある方とお話をした。その方は、左翼運動や宗教に興味をお持ちのようであった。批評空間派をリスペクトしていたそうである。神の存在と自由の可否などについて私は言及した。左翼運動「NAM」なきあと、ポスト批評空間派の現状はどうなっているのか? 話題は、東浩紀に及んだ ・後日、その人は私のした東の話について、日記に書き記していた。それを読み、反省させられるところがあった。自分は、東の仕事について、うまく伝えられなかったのだなと ・東浩紀以前、批評空間派以前の思想等について、親炙したことがある、ちょっと古い世代の方たち。それらの人々に、東をどう紹介すれば良いのか? 意外に難しい ・日本における批評の歴史は以下のようなものである。 小林秀雄→近代文学派→吉本隆明→江藤淳→批評空間派→ →東浩紀派→ポスト東派 ↑ 今、ここ ・東は、日本における批評史から、マルクス主義を完膚なきまで切断した。戦後最大の