今年のプロ野球は下馬評の通り、 ソフトバンクホークスの日本一で幕を閉じた。 セ・リーグ王者の巨人に対して、 2年連続で無傷の4連勝、 日本シリーズ4連覇と圧倒的な結果を残している。 ところがそのソフトバンク、 昨年、一昨年とリーグ優勝を逃しているのだ。 それだけパ・リーグのレベルは高い。 「人気のセ、実力のパ」 そう言われてきた。 8年連続でパ・リーグ球団の日本一、 セ・パ両リーグのチームが総当たりを行う交流戦、 セ・リーグが勝ち越したのは15年の歴史の中でたったの1度、 実力は去ることながら、 地方に力を入れてきたパ・リーグ球団は、 地域密着でファン層を広げている。 今では人気も「セ」に劣るとは言えないだろう。 「投高」「打高」という言葉があるように、 シーズンや各国のリーグによって特色がある。 韓国、台湾は日本と比較して「打高」の典型的、 米メジャーでも「打高」が続いていたが、 近年は