「アジアCL・1次L、柏5‐1全北」(21日、柏) H組で昨季J1王者の柏は、ホームで昨季ACL準優勝の全北(韓国)を5‐1で下し、通算1勝1敗とした。G組の名古屋はアウェーでセントラルコースト(オーストラリア)と1‐1で引き分け、2分けとなった。柏はFKから那須大亮(30)が先制し、前半のうちにレアンドロが2点を追加した。名古屋は前半21分に闘莉王のゴールで先制したが、追い付かれた。 試合終了を告げる笛が鳴ると、増築で一回り大きくなったスタジアムが大きく揺れた。柏は5得点と爆発。後半44分に4点目を決めたFW田中は「去年うちらがやっていた勝ち方。こういう試合を増やしていければ、上位にいられると思う」と満足そうに話した。 王者本来の姿を呼び戻したのは、新戦力の一撃だった。0‐0の前半40分、FKからDF那須がヘディングでゴールを決め先制。ここからハーフタイムまで怒とうの攻撃で3‐0で折り返