講演は、「北米でプレイステーション Vitaが売れてない」という嘆きからスタートした。小高氏は、訪れたゲームショップでもミクロサイズの陳列しかされていないことが残念だった様子。そのうえで、「小規模の予算で少人数でワンアイデアで作り切れる。クリエイターの個性を活かすには打ってつけのハードです」と来場者にプレイステーション Vitaを猛プッシュ。さらに、「そうすれば『ダンガンロンパ』シリーズももっと売れるので……」と付け加えて来場者の笑いを誘った。 と、そんなこんなで会場が温まったところで講演は本題に。日本で絶大な人気を誇る『ダンガンロンパ』。どのような点が受けているかアンケートを取ったところ、“魅力的なキャラクター”、“期待を超えるストーリー”、“ゲームシステム”などが挙げられたという。小高氏がインタビューを受けるときも、「キャラクターとストーリーとゲームシステムをどういう順序で作っています
[GDC 2015]プレイヤーが持っている「偏見」を逆手に取った,「This War of Mine」のゲームデザイン ライター:奥谷海人 戦時下における一般市民の過酷なサバイバル生活を描いた「This War of Mine」は,そのシリアスなゲームデザインゆえに,「鬱になるゲーム」として話題を呼んだ。 そんな本作を開発した11 Bit StudiosのPawel Miechowski(パヴェル・ミエホフスキ)氏が,「This War of Mine: Raising Emotions From Unique Narrative」(This War of Mine:感情を呼び起こす独特な物語)と題する講演をGame Developers Conference 2015で行った。プレイヤーの感情に訴えかけるゲームの物語づくりについて解説があったので,その内容をお伝えしたい。 「戦争では皆が
シネマティックゲームとは? 2015年3月2日~6日(現地時間)、サンフランシスコ・モスコーニセンターにて、ゲームクリエイターを対象とした世界最大規模のカンファレンス、GDC(ゲーム・デベロッパーズ・カンファレンス)2015が開催されている。ここでは、初日となる3月2日に催された“Cinematic Games Are Dead!”とエキセントリックに題されたセッションの内容をお届けしよう。 このセッションで扱うシネマティックゲームとは、題材がシネマのゲーム化だったり、シネマ的な手法で物語が語られていたり、広義でシネマ的体験を得られるゲームを指している。 スピーカーはゲームデザイナーのマシュー・ワイズ氏。近年の代表作には後述するXbox 360/Xbox ONEの『Disney Fantasia: Music Evolved』などがある。 いわく、映画にインスパイアされてゲームを作るとき、
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く