世界最大級のアジャイル開発の祭典「Agile 2018」がアメリカのサンディエゴで開催されました。日本でも一般的になってきたアジャイル開発ですが、北米で開催されるこのイベントには、2000人を超える開発者、テスター、プロダクトマネージャ、プロジェクトマネージャなど、ソフトウェア開発に関わる人達が世界から集まってくるカンファレンスです。本稿では、筆者(藤原大)が参加したセッションを中心にレポートします。 Agile 2018とは? Agile 2018とは、「アジャイル開発」をテーマに毎年アメリカで開催されるカンファレンスです。キーノートに入る前に、Conference ChairのBrian Button氏から、Agile 2018に関する数字の説明がありました。 今回の参加者は、45か国2347人、909の企業から集まりました。セッション数はサブミッション(発表の申込み)が約1500件あ