ブックマーク / premium.nikkeibp.co.jp (3)

  • IT社会で求められる経営者の能力とは(茂木健一郎):後編

    ──前編では、急速なIT社会の発展と脳の関係について聞きました。その最後の方で紹介してもらいましたが、現代の脳科学の世界では、人間の経験のうち計量できないものを「クオリア(感覚質)」と呼ぶそうですね。クオリアを“味わい”ながら一つひとつの作業と向き合うと、時間はかかるのですが、不思議なことに非常に豊かな気持ちになります。 茂木: いわゆる「スローライフ」「スローフード」というムーブメントはクオリアと密接な関係があります。それは、時間をかけなければできないプロセスというのが必ずある。そして、そのスローなプロセスというものが人に幸せをもたらすということなのです。 さらに重要なことは、ゆっくり時間をかけなければ出てこない発明や発見、ひらめきというものがあって、それが人類に大きな恵みをもたらしてきたこと。そして、それがなければ人類は豊かになれなかったということです。 スローなプロセスは重要ではあり

    tur2k3
    tur2k3 2005/12/02
    後編
  • bpspecial ITマネジメント

    ●企業が経営戦略を考える上で、ITは今や必要不可欠なものとなっている。その一方で、IT社会における様々な課題も叫ばれ始めている。特にデジタル情報の流通量は加速度的に増大しており、処理し切れない量に達しているともいえる。例えば、昼夜を問わずやり取りされる電子メールの処理に追われ、疲弊してしまっているビジネスパーソンも多いのではないだろうか。 ●それに対して、脳科学者であり、ソニーコンピュータサイエンス研究所のシニアリサーチャーである茂木健一郎氏は、「ITの成長のシナリオは我々の脳の情報容量が無限であることを前提としたものであるが、実際には脳が受け取り消化できる情報には限界がある」と提言する。 ●現在のIT社会の課題を克服し、真に豊かなIT社会を築き上げていくにはどうしたらよいか。そのためには経営者やCIO(情報統括責任者)はどういったことに考慮してITマネジメントを行い、経営戦略に結び付

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    tur2k3 2005/12/02
    前編
  • bpspecial ITマネジメント

    お客さまからの質問、友人との会話、旅先での経験、あるいは日々の業務。そういった何気ない日常の中にイノベーションのヒントがたくさん隠されている。そうした偶然をとらえて幸運に変える力をセレンディピティという。 広辞苑によると、セレンディピティとは、 お伽話「セレンディップ(セイロン)の三王子」の主人公が持っていた ところから、思わぬものを偶然に発見する能力。幸運を招きよせる力。 とある。 聖路加国際病院の日野原先生が最近書かれた「幸福な偶然(セレンディピティ)をつかまえる」(光文社刊)は、まさにこのセレンディピィティをテーマに取り上げただ。この著書にはセレンディピィティの言葉の由来や科学史におけるセレンディピィティの多くの事例がわかりやすく紹介されている。 それによると、セレンディピィティという言葉は、18世紀に、イギリスの作家ホーレス・ウォルポールが友人への手紙の中で使用した

    tur2k3
    tur2k3 2005/11/21
    セレンディピティ
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