関西の皆さま、ご無事でしょうか。 3.11を経験したわたしは、大きな地震があるとあの時の記憶が甦ります。 避難することになったあの日。数日間で見てきた光景がまるで嘘だったかのように、100㎞先では当たり前の日常がそこにあり、驚きと共に「ここは大丈夫」と安堵し、思わず涙が流れたのでした。 何を見てもグレーがかって見えた景色が、だんだんと色を取り戻していったのを思い出します。 あるコメディアンの方が、膨大な被害を目の当たりにし、こんな状況のなかで笑わせるなんて不謹慎なのでは?と、漫才をやることがとても心苦しく、頭を悩ませたそうですが、自分たちにできることを…と、いつものようにお笑いをお届けしたところ、喜ばれ、大変感謝されたというお話もありました。笑顔は時として生きる希望にも繋がります。 被害の大きさや感じ方もそれぞれですが、どちらがということではなく、何もできないかもしれないけれど、思いを馳せ
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