Final Cut Proの「声を分離」がすごい Mac Studioユーザー以外でも使える3つの新機能:小寺信良のIT大作戦(1/3 ページ) Appleは4月22日、Mac Studio用に最適化されたFinal Cut Pro 10.6.2をリリースした。Final Cut Pro(以下FCP)はApple純正の編集ツールということで、毎回新プロセッサにはいち早く対応する。同時に合成ツールのMotionとエンコーダのCompressorもアップデートしている。 ただそのアップデートは非常に小刻みで、前回のアップデートが2021年11月の10.6.1であった。今回はMac Studio対応が目玉とはいえ、ほぼほぼバグフィックス並みの数字アップである。最適化されたことによる重たい映像クリップの再生や合成といったグラフィックス面が期待できるところだが、実は高速化以外の部分でも有用な新機能が