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増田とSFに関するturu_craneのブックマーク (33)

  • オーストラリアのSF作家グレッグ・イーガンの信者です。この状況が嬉しくて..

    オーストラリアのSF作家グレッグ・イーガンの信者です。この状況が嬉しくてしかたがないです。 私たちは日常で多くの決断をします。それはリアルの人間でもフィクションの登場人物でも同じです。あのとき別の決断をしていたらどうなっていただろうと,夢想することはよくありますが,それは益体もないことです。現実は一つしかありません。私たちは決断をする権利とその結果を享受する義務があるだけです。 ですがもし,あらゆる決断について別の決断をした世界が同等のものとして存在したとしたら。私たちの決断に意味なんてあるんでしょうか。これは決して空論としての問いではありません。現在の物理学で主流の考え方の一つとなっている多世界解釈が正しいのであれば,私たちの生き方に関わる完全にリアルな問題です。 それを提示したのが2002年のイーガンの短編「ひとりっ子(Singleton)」です。彼はその中で一つの答え(意味なんかない

    オーストラリアのSF作家グレッグ・イーガンの信者です。この状況が嬉しくて..
  • SFめし

    特に飲をテーマにしていないSF作品内に出てくる品で一度はべたいものたち。 「戦闘妖精・雪風」のハムバンとカレーとステーキ、「膚の下」のソフトクリームとシチューとパン、「航空宇宙軍史」のまずいコーヒー映画「2001年」のシャトル機内、「マトリックス」のおかゆ、「イリーガルエイリアン」のエイリアン、「日アパッチ族」の金属シチュー、「蟹甲癬」の蟹味噌、その他もろもろ…。 あなたのべたいSFめしを教えて下さい。

    SFめし
    turu_crane
    turu_crane 2019/10/20
    スター・トレックのレプリケーター製ごはんかなあ
  • 様々な文明が混在する火星の歴史を統一したかった

    古代古代火星人が火星に古代遺跡を建造する(機動戦艦ナデシコ)3万年ほど前、アルドノアを始めとする高度な技術を持った古代文明が存在した(アルドノア・ゼロ)古代火星文明は優れた科学を持ち、コブラの時代の文明にも大きく影響を与えているとされる(コブラ、スペースコブラ)19世紀末6月ロンドン南西ウォーキング付近に巨大な円筒が墜落。15日間の戦闘の後、微生物によって火星人は全滅する (宇宙戦争) 1958年米国探査衛星「ヴァイキング1号」が火星に到達。生物らしき影(BETA)が映った画像データが地球に送信される。後に軌道上からの観測により火星全体に生息していることが確認される(マブラヴ オルタネイティヴ) 1972年アポロ計画の最中に月で地球と火星を繋ぐ古代文明の遺産「ハイパーゲート」が発見された。地球はレイレガリア博士を中心とする調査団を火星に派遣する。その後、火星で古代火星文明のテクノロジー「ア

    様々な文明が混在する火星の歴史を統一したかった
  • ファンタジーミステリを語る上で読んでおきたい200冊

    いまだに十戒や二十則を「踏むべき手順」として持ち出してくるって、うみねこでミステリ知識止まってる人か? それはともかくファンタジーとミステリの相性が悪いというのはあながち間違ってないし、 ループもの×ミステリはミステリ史的には「SFミステリ」に分類されるものだったと思う。 ミステリ読者には事件や探偵の前に「厳格なルールづくり」にプライオリティを置く人が多くて そういう人たちが「ファンタジーミステリはなんでもありだからダメなんだ」と言う こういう人たちの主張にも一理ある ファンタジーとミステリをかけ合わせた作品には「ルール設定」をぼかしているものが多い でもこれはちょっとしたジレンマで あんまりその世界独自のルールをカチカチに固めちゃうと読んでる読者の方が「お前の決めたルールやんけ」と白けてきちゃうし じゃあ逆に現実世界の物理法則やロジックにそった解決へもっていくと「ファンタジーの世界観にし

    ファンタジーミステリを語る上で読んでおきたい200冊
  • ゴルスタの件をサンリオSF文庫の裏表紙みたいに書いてみる

    「ゴルスタ人」「反ゴルスタ人」という語句がなんとなくSFに出てきそうな感じだったので…… ヒートアップした〈巫女〉が叫ぶ――「反ゴルスタ人を探し出せ!」 2016年。ネットに覆われた地球で奇妙な戦いがはじまった。ゴルスタ人はスプリックスの統治する社会ネットワークサービスに安住し、〈巫女〉の言葉に従っていた。思想統制を拒んだ者たちは社会ネットワークサービスを追われ、中に戻るには反省文を提出しなくてはならない。その外側に反ゴルスタ人がいる。スプリックスの思想統制に反対する者たち、腕だめしにゴルスタ人の社会に潜入を試みる者たち、あるいは単なる野次馬。彼ら反ゴルスタ人は戦意を持続できないのが弱点だ。ネットに火を放って栄養を補給する〈プロブロガー〉の群体が盛んに活動し、〈ピーシーデポ〉が奇怪な契約で老人たちを束縛し、反ゴルスタ人たちの意識をそらしてしまう。反ゴルスタ人は戦いに集中できるのか? 思想を

    ゴルスタの件をサンリオSF文庫の裏表紙みたいに書いてみる
  • お焼き屋で隣の女子高生が言っていたこと

    私が住んでいる場所は北海道の士別市という場所で、そこにはくら寿司はおろかマクドナルドさえない。 だから「隣りの女子高生」の会話メソッド作文をなすには、学生がよくいくお焼き屋に舞台を遷さねばならない。 北海道田舎はどこもそうだろう。 お焼き屋に行くと、富川という私より25歳ほど上の男が店番をしている。 元来、私の学生時代は富川の母が店主であった。私たちは富川のばばあだとか、富川のばあさんと呼んでいた。 富川の息子、今店番をしている男は、若いころから数年前まである政党の党員として、近隣の名寄市や旭川市で活動していた。 富川のばばあが高齢になったから、今は店を手伝ってよくいる。それまでは市議や道議なんかと活動を共にして走り回っていた。 富川のお焼き屋は、お焼きはもちろんそれなりだが白玉善哉が美味いことで知られている。 私もそれを頼む。それとアイスコーヒー。 私は旭川東高校から北海道大学経済学

    お焼き屋で隣の女子高生が言っていたこと
    turu_crane
    turu_crane 2016/05/21
    やんぬるかな
  • SFファンの友人が言っていた

    ペッパーみたいな解りやすいロボット、あるいは解りやすい未来感は信用ならない。 60年代の宇宙人やロボットが今見るとクソださいのと同様に、ペッパーやそれに類するものは時の洗礼に堪えられないだろう。 むしろ、販売されているほとんどの玉子に賞味期限が刻印されている現状こそがSFっぽいのだという。 安直な未来感はむしろ想像を後退させる。ペッパー見つけたら俺がぶん殴ってやる、って酔って言っていた。

    SFファンの友人が言っていた
  • 異世界から異世界にいく作品ってないの?

    魔法のある世界から、ロボットの活躍するSF世界へ行ってしまって、その世界では何故だか魔法が使えないと。 実は魔法が使えたのは下層にいる下々の奴隷の生命エネルギーを消費していたかだと判明。 主人公は魔法世界へと戻り、ロボットを駆使し、革命を起こす。魔法は使えないが、皆が平等な世界へ。めでたしめでたし、とか。 動物と会話できる機械があるSF世界。なんと人間と動物が対等に暮らしている。しかし、主人公たちは恐竜のいた時代までタイムスリップしてしまう。 そこで、恐竜と対話をはかりながら、共生していく物語とか。 ドラえもんとかいうなよ。ドラえもんがいる時点でこっちからしたら異世界じゃねーか!とか。そういうのじゃなくてな。 異世界といえる魔法だのロボットだのが使える人間が大多数って感じな。 あと、魔法の使える世界から、文明発達した過去に戻る、魔法で文明が滅んでしまった、とかはいいや。沢山ありそう。FFと

    異世界から異世界にいく作品ってないの?
  • 砂上の楼閣

    純文学やSF界隈は正直に言って市場として失敗してしまった。 見た目だけは立派かもしれないが。 彼らが失敗したのは自分たちが好きなジャンルの中で悪い評判を受けるものを積極的に排除してしまったがためだ。 この作品は差別主義的だから純文学じゃない この作品は性的すぎるから純文学じゃない この作品はハードじゃないからSFじゃない この作品は設定に矛盾があるからSFじゃない もしこのような行為、あるいはジャンルのなにか特定の部分のみをあげつらい切断しようとした時 そのジャンルの崩壊が始まる。 最後には力ある集団が好むもののみが残りそのジャンルは砂に埋もれ消え去るだろう。

    砂上の楼閣
  • 遠くない業界(非SFのエンタメジャンル商業出版)から、小声でそーっと..

    遠くない業界(非SFのエンタメジャンル商業出版)から、小声でそーっとコメントする。 SF業界っていうのは、もうすでに業界っていう言葉を使うのも躊躇われるくらい小さくて脆弱なのだが、他に適当な言葉もないんで業界っていう言い方をするのを許して欲しい。 とにかくこの日のSF業界ってのはあんまりにも小さくて脆弱であり、そこに住む住民は岐阜県の山間にある過疎の村にように全員顔見知りであり、それは作家編集者どころのレベルではなく、ハイアマチュアであるとか、ちょいと発言力のあるBlogレビュアーレベルで、顔見知りではないにせよ「ああ、あの人」程度の認知がある世界なのだ。そしてそこの住民全員は自分たちの住んでいるその過疎の村が、村どころか、浸水しかけたボートであるという共通認識を持っており、降って湧いたような夭折の天才(真実かどうかはともかくそういう設定の)のもたらす「業界の利益」には逆らえないのだ。映

    遠くない業界(非SFのエンタメジャンル商業出版)から、小声でそーっと..
  • 王様は裸だ! と叫ぶ勇気 ~伊藤計劃『ハーモニー』の崩壊~

    的に、これまで僕は匿名で文章を書くということをしてこなかった。 パソコン通信にしろブログにしろmixiにしろTwitterにしろ、誰かと議論したり何かを主張したりするときは、常に素性をオープンにし続けてきた。腰をすえて議論する気もなく匿名で書き逃げするような連中に、僕自身、さんざん苦しめられてきたから、同じようにはなるまいと思っていたのである。 それがSF小説の批判だったらなおのこと。自分の愛するジャンルであるからこそ、逃げも隠れもせず持論を述べ、反論を迎え撃つ――それが来の筋だと思う。 しかし今回は、自分の名前を出して発言するのはあまりにリスクが大きいと判断して、不意ながらこういう形を取らせてもらった。実は匿名で書くことにすら尻込みを感じている。 なぜなら僕が今から批判しようとしているのは熱狂的なファンを多くもつ作家――伊藤計劃氏の作品だからだ。 2009年に亡くなった伊藤計劃氏

    王様は裸だ! と叫ぶ勇気 ~伊藤計劃『ハーモニー』の崩壊~
    turu_crane
    turu_crane 2015/10/24
    縦書き組版前提のような英数変換だなとおもった
  • はてな匿名ダイアリー

  • 五分でわかる日本SF作家クラブと大森望の20年間

    トラバで指摘を受けたので一部修正&追加 大森望氏が日SF作家クラブに入会を拒否られ、それを契機に一部の作家がクラブを退会していることが話題になっている。 日SF作家クラブが大森望氏の入会を拒否→そのことに不満を持った作家が一斉に退会を表明 http://blog.livedoor.jp/qmanews/archives/52095403.html 大森望氏といえば、文学賞メッタ斬り!であれやこれや言って文壇からの顰蹙を買ったり、清涼院流水デビュー時にの帯に「新格最凶のカードがミステリの幸福な時代に幕を引く」と書いて真面目なミステリファンの不興を買ったり、このミスの匿名座談会で作家たちから反感を買ったりと、あまり買うべきじゃないものばかりたくさん買い集めているが、しかしそれでも彼がSFにもたらしてきたものは大きい。 人気作品の翻訳、創元SF短編賞の審査員、描き下ろしSFアンソロジーN

    五分でわかる日本SF作家クラブと大森望の20年間