※本コンテンツはアキバ総研が制作した独自コンテンツです。また本コンテンツでは掲載するECサイト等から購入実績などに基づいて手数料をいただくことがあります。 平成期が終焉を迎えようとしている中、アニメを取り巻く状況もまたひとつの転換期を迎えている。今、アニメは果たしてどこへ向かおうとしているのか……? 気鋭の評論家・中川大地が現在進行形のアニメ作品たちを読み解き、「平成」以降の時代を展望する連載コラム第2回! 前回取りあげた「この世界の片隅に」のエンディングロールでは、原作では描かれなかった戦後の世界に暮らす北條家の人々の生き様が、「もうひとつの戦後史」の可能性として点描されていた。 この光景は、言うなれば戦後日本の現実を照射し続けた〈仮想現実〉たる20世紀劇映画の遺産「シン・ゴジラ」的な主題と、21世紀的な情報メディアによって現実の中に見えざる異界を幻視しユーザー自身の〈拡張現実〉体験が生
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