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ブックマーク / biz-journal.jp (20)

  • KADOKAWA、中国テンセントから多額出資の危うさ…日米政府、経済安保に警戒

    KADOKAWAのサイトより 出版大手のKADOKAWAは、中国ネット大手の騰訊控股(テンセント)と資業務提携した。KADOKAWAが第三者割当増資を実施してテンセントのグループ会社が300億円を出資。出資比率は6.86%で第3位の株主だ。調達した300億円をコンテンツ事業に充当する。 KADOKAWAは世界市場に自社のIP(知的財産)を展開する戦略を打ち出している。2016年からはテンセントグループと中国で合弁会社を運営し、出版事業を中心とした協力関係を築いてきた。10月29日、インターネットニュース番組『ABEMA Prime』に出演した夏野剛社長はテンセントと提携した意図を次のように説明した。 「日のIPは中国でも人気がある。特にアニメ作品のゲーム化にテンセントはものすごく関心を持っている。協業しながら中国国内でのIP展開をテンセントにやってもらう方針だ。(中略)中国市場は我々に

    KADOKAWA、中国テンセントから多額出資の危うさ…日米政府、経済安保に警戒
  • アニメ『東京BABYLON』制作会社、なぜ盗用に走った?背景に業界の超過酷労働の蔓延

    『東京BABYLON 2021』公式サイトより 人気漫画家集団CLAMPの代表作として1990~93年、「サウス」「月刊ウイング」(いずれも新書館)に連載された『東京BABYLON』のアニメ化作品 『東京BABYLON 2021』の制作中止が29日、公式サイトで発表された。同アニメでは昨年11月ごろにキャラクターの衣装デザインなどの模倣が指摘され、放送延期となっていた。 公式サイトでは<TVアニメ「東京BABYLON 2021」に関する重要なご報告>と題して、次のように説明する。 「過日、アニメーション制作会社によります【模倣盗用】が発覚した後、コンプライアンスを順守し二度と同様の事態を発生させないように、委員会として全てのプロダクトの見直しを行って参りました。その結果、残念ながらご指摘を受けましたキャラクターの衣装設定2点以外にも、多数の模倣盗用があることが判明いたしました。 制作会社に

    アニメ『東京BABYLON』制作会社、なぜ盗用に走った?背景に業界の超過酷労働の蔓延
  • 楽天モバイル『ガイア』特集で「大学サークルのノリでヤバい」「不安で使わない」と逆効果か

    楽天の三木谷浩史社長(撮影=編集部) 「楽天モバイルはすごい!」 「三木谷浩史社長は偉い!」 そう感じた視聴者も多かったかもしれない。 4月14日にテレビ東京系で放送された『ガイアの夜明け』は、三木谷社長をはじめ、社内のキーパーソンに500日密着し、4月8日の楽天モバイルのサービス格開始までを追った「楽天の野望」だった。冒頭で、三木谷社長の意気込みが語られる。 「携帯電話の料金がどんどん上がっている。それを下げることで世の中がよくなるんじゃないか。そういうふうな大義名分があることをしっかりやっていきたい」 示された料金プランは、月額2980円で完全データ使い放題。大手3社の半分以下だ。端末は名刺サイズの小ささで、79グラムという軽さ。大手3社への「下剋上」と三木谷社長は語った。 後発である楽天モバイルは、最先端の技術を使うことができる。基地局に設置するのは、アンテナと無線機が一体となった

    楽天モバイル『ガイア』特集で「大学サークルのノリでヤバい」「不安で使わない」と逆効果か
    turu_crane
    turu_crane 2020/04/16
    500日密着取材めちゃくちゃ面白かったので配信でみられるうちに観てほしい
  • オンキヨー、音響事業撤退…オーディオ市場消滅の危機、数十万円のマニア向けは存続

    オンキヨー社の所在地(「Wikipedia」より/Tokumeigakarinoaoshima) オーディオの名門と呼ばれたオンキヨーが音響事業を外資企業に売却する動きが伝えられた。40代以上であれば、一度はオーディオセットに憧れたことがあるだろう。しかし、現代の若者にオーディオと言っても話が通じない。実は、オーディオ機器市場はここ10年で6割も縮小しているといい、国内メーカーも経営統合や破産が相次いでいる。 まずは、大前提としてオーディオブームに沸いた当時の各社の勢力図を整理しておこう。 「かつて日ブランドが活躍したオーディオブームは、1970~90年代です。なかでも、山水電気、トリオ(ケンウッド)、パイオニアが『御三家』と呼ばれ、業界をリード。それぞれ、アンプ、チューナー、スピーカーといった得意分野で世界で名を馳せました」 こう語るのは、オーディオ・ビジュアル評論家の鴻池賢三氏だ。

    オンキヨー、音響事業撤退…オーディオ市場消滅の危機、数十万円のマニア向けは存続
  • また出版取次が破綻!日販・トーハンの冷酷すぎる「首絞め」、雪崩的に取引奪われる

    独立系の出版取次、太洋社が2月8日、取引する出版社と書店に対して自主廃業することを正式に発表した。同社はこれから事業清算に向けて、不動産や有価証券などの資産を現金化すると共に、取引書店を他の取次会社に移行する「帳合変更」を進めていく。同時に取引書店に対する売掛金の回収を進め、資産の売却益も足して出版社への弁済原資を確保していくという。 実は太洋社が自主廃業する可能性は、1年以上前から出版業界では囁かれていた。そのため、業界4位の栗田出版販売が昨年6月26日に民事再生法適用を申請し、太洋社よりも先に破綻したことのほうが、業界を驚かせた。 太洋社破綻が噂されていた理由として、「帳合変更」が挙げられる。これは、取次会社が優良書店を自社の帳合(=取引)にしようと、書店にとって利のいい条件などを提示して、すでに取引している取次会社から自社の帳合へ変更させる行為である。 出版界では、取次があの手この手

    また出版取次が破綻!日販・トーハンの冷酷すぎる「首絞め」、雪崩的に取引奪われる
  • ツタヤ図書館、応募資格を満たしていないことが発覚!運営開始直後に資格要件の認定証を返上

    「じゃあ、もうすでに応募資格はないんじゃないですか? CCC、TRCの共同事業体は」 その一言で、議場の空気が一変した。質問者はたたみかけるように、こう続ける。 「そう判断するのは間違いですか?」 しばし沈黙。この瞬間から、ただ用意した原稿を読み上げるだけの予定調和は終了し、以降、教育委員会事務局の答弁は、とたんに歯切れが悪くなる。昨年12月15日に開催された、神奈川県海老名市議会第四回定例会の一場面である。 質問者は、保守系無会派の山口良樹議員。昨年10月に公設民営の「ツタヤ図書館」としてリニューアルオープンした市立中央図書館に関連して、これまでもさまざまな疑惑について市長サイドを厳しく追及してきた市会議員のひとりだ。 今回、山口議員の質問の目玉のひとつが、図書館流通センター(TRC)と共同事業体を組んで市立図書館の指定管理者に選ばれたカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)がプライ

    ツタヤ図書館、応募資格を満たしていないことが発覚!運営開始直後に資格要件の認定証を返上
  • あの取次最大手、本業赤字転落が激震!出版業界、ついに本格的崩壊開始の予兆

    「なんじゃ、こりゃあ」 刑事ドラマの名作『太陽にほえろ!』のジーパン刑事こと、故松田優作ばりの叫び声を思わずあげてしまったのは、11月25日、出版卸業(取次)最大手の日出版販売(日販)が2015年上半期中間決算(4~9月)を発表した日の夜だった。 筆者がその夜、目にしたのは、日販の「事業別損益内訳」という表で、そこには同社単体の上半期業績の数字が並べられていた。 ・売上高:2399億1800万円(前年比171億5200万円減) ・営業損益:3億300万円の赤字(同4億4800万円減) ・経常損益:1億3300万円の赤字(同4億6400万円減) なんと、日販の業である「出版取次事業」が営業損益ベースで赤字になっていたのだ。しかも、業が赤字になったのは、どうやら初めてというのだ。 2000年に京都の老舗書店・駸々堂書店の自己破産時に、創業以来初の最終赤字の決算(00年3月期)となったが、

    あの取次最大手、本業赤字転落が激震!出版業界、ついに本格的崩壊開始の予兆
  • アイドル業界、運営側とメンバーのトラブル頻発で縮小…崩壊寸前グループ、奇跡の物語始動

    PIP(Platonics Idol Platform:ピーアイピー)は、社会学者の濱野智史氏がプロデュースしたことで話題になったアイドルグループだ。9月22日、タワーレコード吉祥寺店(東京)を振り出しに、初めてのシングルCD『僕を信じて』(発売元:tokyo torico、販売元:ユニバーサルミュージック合同会社)のリリースイベントを開始した。PIPがデビューしてから1年3カ月が経つ。 濱野氏といえば、『アーキテクチャの生態系』(エヌティティ出版)、『前田敦子はキリストを超えた <宗教>としてのAKB48』(ちくま新書)という話題作で有名であり、それらの著作では一貫して情報環境の生態系に注目していることで知られている。 有能な研究者は理論だけでなく、その理論を現実に応用する野心を抱くことも多い。アイドルグループPIPは、情報環境がどのように社会を変えていくか、そのような濱野氏の考えを生身

    アイドル業界、運営側とメンバーのトラブル頻発で縮小…崩壊寸前グループ、奇跡の物語始動
  • アマゾンと角川、取次「中抜き」の差別化 アマゾンがケンカで見せつけた「強かさ」

    大手出版社KADOKAWAが、インターネット通販大手アマゾンジャパンと書籍や雑誌の直接取引を始めている。従来は取次といわれる日出版販売やトーハンなどの卸を経由して、アマゾンに書籍や雑誌を卸していた。このKADOKAWAの施策は、差別化として他出版社に優位に機能するだろうか。 そもそも差別化が機能するには、以下の3つの要素が必要である。 (1)顧客に「有意差」を感じさせること (2)簡単に真似されない差別化を実現すること (3)次から次へと差別化を実現すること 差別化を感じるのは「企業」ではなく「顧客」である。だから、企業が「この施策は差別化できている」といくら言っても、顧客がそれを他企業の施策と比較して「有意差」=「意味のある差」として感じないと、差別化は機能しない。 顧客にとっての有意差 では、今回のKADOKAWAの施策は、顧客にとって有意差があるものだろうか。 取次を経由しなければ

    アマゾンと角川、取次「中抜き」の差別化 アマゾンがケンカで見せつけた「強かさ」
  • 『相棒』次の相棒選びが水谷豊NGで難航…4代目は反町隆史、5代目は仲間由紀恵に決定

    水谷豊主演の人気刑事ドラマ『相棒season13』(テレビ朝日系)が18日、高視聴率で最終回を迎え、3代目相棒だった成宮寛貴がついに卒業した。「新しい相棒は誰か?」と注目を集めていたが、関係筋によればようやく決定したもようだ。 決定したのは初の「女性相棒」となる仲間由紀恵で、近日中に発表される予定。season13で仲間は、子持ちの警視庁キャリア広報課長として複数回ゲスト出演している。テレ朝の公式番組サイトのキャスト相関図にも、大きく仲間の役どころが記されており、すでに相棒ファミリーに仲間入りを果たしている。ゲスト出演した際には水谷と息の合った演技を見せ、ポスト相棒として命視されていた。 「いかんせん仲間は、故森光子さんの代表的舞台『放浪記』を今秋から引き継ぐことになり、来年1月まではかかりっきりになります。そのため連続テレビドラマなどの長期の仕事はスケジュール的に無理があり、最初は断り

    『相棒』次の相棒選びが水谷豊NGで難航…4代目は反町隆史、5代目は仲間由紀恵に決定
  • 物流パンク、間に合わずドライバーは10万円自腹で配送、ヤマトは100時間サービス残業 | ビジネスジャーナル

    クロネコヤマトの宅急便の配送車(「Wikipedia」より/天然ガス)「日経ビジネス」(日経BP/2月2日号)は『物流の復讐』という特集を組んでいる。その内容は次のようなものだ。 「『荷物は時間通り届くもの』『送料無料は当然』――。あなたはそう思い込んでいないだろうか。電気や水と同じように、あって当たり前とされてきた『運ぶ』という社会インフラ。ネット通販の急拡大による負担増と人手不足が重なり、破綻へと近づいている。これまでのモノの流れを抜的に変えなければコストは跳ね上がり、米アマゾン・ドット・コムなど高度な物流機能を持つ企業が顧客を独占する。小売りも物流会社もメーカーも、物流を軸に経営戦略を作り直す時がきた。長らく販売や製造を支える黒子にすぎなかった物流が、産業の主導権を握る。その『復讐』の衝撃波は、日常生活から企業の現場、国家戦略にも及んでいる」 今回のキーワードは圧倒的な人出不足によ

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  • 中高年はもはや老害…年功序列的な世界が完全に破壊される時代がくると断言する理由

    ウェブ、IT業界に精通し、数多くのビジネスの立ち上げを知るリボルバー代表取締役CEOでシリアルアントレプレナーの小川浩氏。先見の明を持つと各界から注目される小川氏がIT、ベンチャー、そしてビジネスの新しい時代を独自の切り口で解説する。 『エンダーのゲーム』(ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン)という映画を観た。 筆者は、年間100映画(主にDVD)を観る。読書における乱読と同じで、あまりジャンルにこだわらずに観る。ホラーや芸術寄りすぎる作品は外すし、邦画はあまり観ないが、それでもランダムにかなり広範囲に観るようにしている。その中には、たいていの人が知っている話題作もあるし、マニアックなインディーズ映画もある。『エンダーのゲーム』はハリソン・フォード出演というフックでテレビCMが放送されていたので、ヒットはしていないものの、比較的メジャーな作品といえるだろう。 ストーリーは単純だ。

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  • “ダサい”池袋、なぜ人気&人口急増?おしゃれスポット続々、集客力や行政努力も奏功

    「地味で垢抜けない」というイメージを持たれがちだった街、池袋の人気が最近急上昇している。リクルート住まいカンパニーの「2014年 みんなが選んだ住みたい街ランキング関東版」では、池袋が昨年の13位から一気に順位を上げ、吉祥寺、恵比寿に次いで3位にランクイン。不動産住宅情報の総合サイト「HOME’S」が賃貸物件の問い合わせ数を駅ごとに集計したランキングでも、三軒茶屋や吉祥寺などの街を抑えて池袋が関東エリアで1位になっている。また、住民の数も急増中で、05年から10年代にかけての人口の増加率は都内第2位の13.61%。街の人気とともに店舗の賃料も急上昇しており、池袋の募集賃料は現在1坪当たり1カ月で約2万9,000円と昨年から16%もアップ、これは渋谷の約2万6,000円よりも上だという。 しかし、以前の池袋は人気ランキングで上位に入るような街ではなかったはず。実際、情報誌「東京ウォーカー」

    “ダサい”池袋、なぜ人気&人口急増?おしゃれスポット続々、集客力や行政努力も奏功
  • ソシャゲー会社社員が明かす、業界の裏側~24時間呼び出し、サービス残業で体調壊し退職…

    2013年10月に、ソーシャルゲームソシャゲー)大手のグリーが200名の希望退職者を募ったことは記憶に新しい。一方で、ゲーム業界をメインとする転職エージェント「WORKPORT」の調査によれば、ソシャゲーの市場規模は、12年度に約5400億円だったのが、17年には約7700億円に拡大すると見込まれている。転職市場での求人案件を見ていると、提示年俸が概ね400万円以上と悪くない金額だ。一方で、ソシャゲー業界で働くうちに体を壊して退職する人も少なくない。今回は、そんなソシャゲー業界の実態について、実際に業界で働き、現在は病気療養中のS氏に話を聞いた。 24時間365日仕事三昧が当たり前 S氏は、現在30代前半で、ソシャゲー業界の勤務経験は2年。前職はITコンサルティング会社で金融機関向けの業務系システム開発を5年ほど行っていた。システム畑出身で、長時間労働や不規則な労働時間に慣れていたS氏だ

    ソシャゲー会社社員が明かす、業界の裏側~24時間呼び出し、サービス残業で体調壊し退職…
  • セブン&アイ、ネット販売本格参入の衝撃~小売り各社や異業種参入で激化する宅配市場の裏側

    コンビニエンスストアの草分けセブン-イレブン・ジャパンは今年、創業40周年を迎え、11月18日に都内で記念パーティを開いた。コンビニの生みの親で、親会社セブン&アイ・ホールディングスの鈴木敏文会長兼CEO(最高経営責任者)は、グループの商品の注文をインターネットで受け、近くのコンビニでお客に渡したり、自宅まで配達したりする「ネットとリアル店舗の融合」という考え方を示した。鈴木氏は「1万6000店のリアル店舗とネットの両方を持つのは、日ではセブンだけ」と優位性を強調した。 コンビニのセブン、スーパーのイトーヨーカドー、百貨店のそごう・西武など、グループ全社で扱う300万点の商品をネットで買えるようにする。5年以内に、ネットを通じた商品やサービスの売上高を現在の7倍、最大で1兆円規模に拡大させるという。目標の達成時期については「1~2年でどのように波に乗れるか、乗せることができるか。波に乗れ

    セブン&アイ、ネット販売本格参入の衝撃~小売り各社や異業種参入で激化する宅配市場の裏側
  • 低迷予想の家電量販業界、エディオンは活路見いだす “新主力”リフォーム事業で業績回復

    家電量販店大手のエディオンは11月6日、2014年3月期通期の業績予想を上方修正した。売上高は従来予想の7350億円(前年同期比7.3%増)を据え置いたが、営業利益は18億円増えて65億円の黒字(前年同期は24億円の赤字)、最終損益は5億円増えて40億円の黒字(同26億円の赤字)とした。消費増税前の駆け込み需要を見込んだものだ。売上高はコジマを合併したビックカメラに抜かれ、業界2位から3位に後退した。 13年4~9月期の連結決算の営業利益は28億円の黒字(同27億円の赤字)、最終損益も29億円の黒字(同11億円の赤字)と黒字転換した。12年同期に前年同期比15.3%減と落ち込んでいた売上高は同1.7%増の3500億円。 薄型テレビは7%減にとどまったが、猛暑の影響で利益率の高いエアコンが15%増、冷蔵庫が6%増と白物家電が好調だった。住宅設備機器も11%増えた。 ●スマホの普及によって家電

    低迷予想の家電量販業界、エディオンは活路見いだす “新主力”リフォーム事業で業績回復
  • サンリオ、復活の舞台裏〜海外ライセンスビジネス、テーマパーク成功で過去最高益に

    サンリオが元気だ。運営するテーマパーク「サンリオピューロランド」(東京都多摩市)の新エリア「サンリオタウン」が7月20日にオープンした。旧キッズハウスなどがあった約4000平方メートルのスペースを、15億円を投じて改修。ハローキティの邸宅をモチーフにした「レディキティハウス」や、カートに乗って「マイメロディ」の世界観を体験できる「マイメロードドライブ」など3つのアトラクションを新設した。 ピューロランドは、これまでショーやミュージカルが中心だった。年間入園者数は1990年のオープン初年度に記録した183万人がピーク。2013年3月期は115万人(無料入場者含む)まで落ち込んだ。テーマパーク事業の売上高は53億円で、営業損益は5億円の赤字。低空飛行の経営が続いた。 そこでサンリオは、人気キャラクターの世界を体感できるアトラクションが必要と判断。リニューアルに踏み切った。改装効果により14年3

    サンリオ、復活の舞台裏〜海外ライセンスビジネス、テーマパーク成功で過去最高益に
  • 「かぶると問答無用で開発者を潰すアップル」山本一郎氏が見る最近のiOS、Android界隈のアプリ話

    ――投資家として企業情報を幅広くをウォッチするあの山一郎氏が、国内外の経済・企業スキャンダルから、テレビ・芸能ネタまで、幅広くチョイス。今回は、最近だとパズドラの出現など、常に新しい話題が渦巻くソシャゲ業界に関するニュース記事をピックアップしていただきました! 最近はソーシャルゲームバブルもひと段落するかどうか、といったところですが、そんなアプリ界隈の話をまとめておきたいと思いました。 ・【Google Play】1年で見えてきた【北米+日韓国】3つの巨大アプリ市場ざっくりまとめ。ーーAndroid×グローバル(4月2日) メタップスの佐藤航陽さんご謹製、アプリ方面のランキング状況。日市場でっかいっすわー以上の感覚を掴もうとするには、こういうほかの国とのマーケット比較が大事になってきますね。そんで、改めて「日市場でかいなー」と感じるわけでありますが。ネタとして面白いので興味ある方

    「かぶると問答無用で開発者を潰すアップル」山本一郎氏が見る最近のiOS、Android界隈のアプリ話
  • アップル、FBも…米IT大手へ相次ぎサイバー攻撃、国防総省「核抑止力で対抗」か?

    米国国防科学評議委員会の報告書 「Resilient Military Systems and the Advanced Cyber Threat」 ■アメリカを標的に高度なサイバー攻撃が頻発 2013年2月3日、筆者の元に不審なメールが届いた。「Twitterはこのアカウント(アカウント名)のパスワードをリセットしました」と書かれており、パスワードのリセットを促す文面とWebサイトへのURLリンクが記入されていた。大変なことが起きたものと直感した。 Twitter社によると、「ユーザー名、メールアドレス、セッションIDや暗号化されたパスワードなど、約25万人のユーザー情報にアクセスされた可能性がある」として、該当するユーザーのパスワードをすべて強制的にリセットしたという。筆者のアカウントでは、確かにWebサイトからのログインは無効になっており、Twitterと連携するすべてのアプリのパス

    アップル、FBも…米IT大手へ相次ぎサイバー攻撃、国防総省「核抑止力で対抗」か?
  • 『完全自殺マニア』スラップ訴訟で見た出版界、本当の病巣

    今年5月に社会評論社が出版した『完全自殺マニア』の表紙カバーが『完全自殺マニュアル』(太田出版)の著作権を侵害しているとして、太田出版が頒布差し止めの仮処分を申し立てていたが、東京地裁はこのほど申立てを却下する決定を下した。その後、太田出版は書店に『完全自殺マニア』がほとんど置いていないことを理由に抗告せず、事件は一段落した。 訴訟の経緯については日刊サイゾーの記事(『出版社の信用が完全崩壊! 太田出版が『完全自殺マニュアル』スラップ訴訟で返り討ちに』)を参照いただくとして、今回ここでは、事件の決定の内容からパロディ表現と著作権侵害の線引きについて考えてみたい。 ●東京地裁申し立て却下の内容をおさらい まず、東京地裁が申立て却下の決定を下した理由をみてみよう。 「債務者カバー(『完全自殺マニア』)が債権者カバー(『完全自殺マニュアル』)に依拠したものであることは認められるものの、債務者カ

    『完全自殺マニア』スラップ訴訟で見た出版界、本当の病巣
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