安倍総理大臣は、参議院予算委員会の基本的質疑で、公的年金の昨年度の運用実績が5兆3000億円余りの赤字になったことなどを批判されたのに対し、累積ではおよそ40兆円の黒字となっていると反論し、引き続き運用状況を注視する考えを示しました。 これに対し、安倍総理大臣は「短期だけの話をしても意味がなく、長期で見なければいけないのは年金の運用では常識だ。安倍政権の3年間では27.7兆円のプラスで、40兆円すでに収益が積み上がっている。政権を批判するためだけに不安をあおるような議論は慎むべきではないか」と述べ、自主運用を開始した平成13年度以降の累積ではおよそ40兆円の黒字となっていると反論したうえで、「しっかりと運用の状況を注視している」と述べました。 共産党の小池書記局長は、公的年金の積立金の昨年度の運用実績が5兆3000億円余りの赤字になったことなどについて、「運用比率を変更しなければ、これほど