データステップ100万回 SAS新手一生 さんにて、「PROC SQL では LIMIT 句が使えない けどPROC FEDSQLでは使えるよ。ついでにOFFSET句も。の話」を読んで、SQLプロシジャと FedSQL ってなにが違うんだろ、と疑問に思ったので少し調べてみました。そもそも、FedSQLプロシジャの存在すら知らない(汗。 そんなこんなで、個人的に気になったところを簡単にピックアップしてみます。 FedSQLプロシジャ とは? FedSQLプロシジャは、新しいデータタイプに対応し、(SAS9.4の時点で) ANSI SQL:1999 に準拠したSQL を記載することができます。 FesSQLプロシジャが準拠している ANSI SQL:1999 ですが、それ以降の ANSI SQL はもちろん準拠していません。例えば、ANSI SQL:2003 で追加になったウィンドウ関数 pa
久々の更新だが, 残念ながら大したことは書かない. 去年に引き続き, 8月4日の SASユーザー総会 2017 で発表する. 今年は都内で開催される. www.sascom.jp 場所: 東京大学伊藤国際学術研究センター, room D-07 時間: 8月4日 (2日目) 11:00 - 11:30 タイトル:『ID-POSだけで始める新しいRFM分析: データステップで実装するモンテカルロ法を用いて』 タイトルから想像がつくと思うが, 以前書いたこの記事と関連が深い. ill-identified.hatenablog.com もちろん発表内容の詳細をここに書くことができないので, かぶらない範囲で内容を補足説明しておく. 以前書いたブログ記事では, stan でなんとか計算できないか, と試していたが, 今回は元論文のやり方により忠実に行なった. 実際のところ, より忠実な実装のほうが
概要SAS の日付の扱い方について. 本当に小ネタ. 実行環境は SAS® University Edition. SAS日付値データから特定の日付 (または期間) のオブザベーション (レコード) だけ抜き出したいという場面は結構多いはず. SAS では日付は文字列では認識せず, SAS内部で日付を処理するため, SAS日付という値に変換する必要があるが, その方法として input() 関数を使って input('2015/5/20',yyymmdd10.) みたいに文字を変換する必要がある (Technical Support). 逆に日付を文字に変えるには put() 関数を使う. そして, 実はもう1つ楽な方法がある. '20MAY2015'd である. クオーテーションの後に d または D を付けると SAS日付に変換してくれる. もちろん "&today"d のようにすれば
本書の位置づけ このドキュメントは初めてSAS を学ぶ人のために書かれた SAS プログラミングの解説書です。 巷にはSAS プログラミングを解説した書籍やWeb ページ が数多く存在しますが、 日本語のドキュメントは比較的少数で、 しかもそれらの日本語のドキュメントは統計解析の説明を重視しており、 実務上より頻繁に行われるデータクレンジング/ハンドリング の技術の習得に有効な、SAS の基本動作の説明が疎かになる傾向があるようです。 (実務上は、教科書的な統計分析よりも、泥臭いデータクレンジングの方が遥かに作業に占める割合が大きいことを経験者は御存知のはずです。) したがって、英語のドキュメントを数百ページ難なく読める方はむしろ SAS は学びやすい言語である一方、 その他の日本語話者にとってSAS の学習環境は、 「入門編」が存在せずいきなり「中級編」から入門させれられるような状況 で
3月25日に社会心理学会で「第2回春の方法論セミナー:GLMMが切り開く新たな統計の世界」が上智大学で開催されます。 第2回春の方法論セミナーのWebページ(社会心理学会Webサイト内) セミナーでは,一般化線形混合モデル(GLMM)について,どういう方法で,社会心理学でどのように活用できるのかについて解説される予定です。 しかし,セミナーでは,具体的にどうやってGLMMを実行するか,どのソフトウェアが対応しているのか,などについては話をしません。 そこでこの記事では,SAS無償版でGLMMを実行する方法についてまとめておきます。 ◆SAS無償版 昨年に,SASは個人利用を目的とした無償版を提供しています。基本的にはSASの学習用のものですが,SASのすべての機能が利用可能です。 もし手元にGLMMを使った方がいいデータをお持ちの人は,無償ですから,是非一度試してみてください。 無償版SA
MCMC講義(伊庭幸人) 難易度 - YouTube を観ていたところ、「(モンテカルロ法で円周率を求めるのは高次元になるとうまく行かなくなるので)一度は必ずやってみるべし!」と言われたのでやってみました。(4:17~) もちろんSASで。 N次元単位超球の(超)体積 超球を包む1辺の長さが2の超立方体の(超)体積 円周率を求める コードをシンプルにするために球の中心を原点にとり、すべての次元に対して正の方向のみを考えます。すると、球内部の体積は、単位立方体の体積はとなります。 この立方体の中に一様ランダムに点を打っていったときに、点を打った数と球の中に点が入ったときの数の比率が立方体の体積に対する球内部の体積の比率に近くなることが期待できます。 式で書くと、 について整理すると となります。*1 コード %macro pi(dim=, rep=); data pi; do i = 1 t
二群比較のサンプルサイズ設計 MMRM に対するサンプルサイズ設計 二群の生存関数の検定のサンプルサイズ設計 (年次生存割合から計算) 二群の生存関数の検定のサンプルサイズ設計 (MST から計算) 二群の生存関数の検定のサンプルサイズ設計 (MST+HR から計算) 二群の母平均の差の仮説検定に対するサンプルサイズ設計 (群間差から計算) 二群の母平均の差の仮説検定に対するサンプルサイズ設計 (二群の平均から計算) $2 \times 2$ 分割表のカイ二乗検定に対するサンプルサイズ設計 二群比較 (非劣性) のサンプルサイズ設計 非劣性仮説の log-rank 検定に対するサンプルサイズ設計 (年次生存割合から計算) 非劣性仮説の log-rank 検定に対するサンプルサイズ設計 (MST から計算) 非劣性仮説の log-rank 検定に対するサンプルサイズ設計 (MST+HR から
SAS Institute Japan株式会社 広報担当:倉石、坂元 TEL:03-6434-3700 FAX:03-6434-3701 E-mail:jpnpress@sas.com http://www.sas.com/jp ~「SAS® University Edition」がキャリア作りや先端研究の基礎作りを支援~ * 2014年5月28日に米国SAS Institute Inc.より発表されたプレスリリースの抄訳です。 米国ノースカロライナ州キャリー発 (2014年6月06日) – ビジネス・アナリティクス・ソフトウェアとサービスのリーディング・カンパニーである米国SAS Institute Inc.(以下 SAS)は、高等教育機関や社会人の学習者向けに「SAS® University Edition」の無償提供開始を発表しました。膨大なデータから価値を掘り起こそうとしても、
SASからSAS University Editionというソフトがリリースされていました。 SAS Analytics U 含まれるパッケージは、BASE SAS(R), SAS/STAT(R), SAS/IML(R), SAS/ACCESS(R) TO PC FILES およびSAS STUDIO(R)だそうです。 Mac, Linuxでも使用できるようです。 FAQによれば、非商用利用であれば、高等教育機関に所属しているかどうかに関係なく、どなたでも学習や学術調査の目的で利用できるそうです。 SAS Analytics U (FAQ) インストール VMでサーバーを動かして、Webのインタフェースからプログラミングと解析の実行をするようです。 Oracle VirtualBoxかVMwareをインストールする必要があるようです。 インストール手順概要は VMをインストール VMイメー
せっかくなので触ってみました。 data logistic; call streaminit(88745623); a = 0; b = 1; do i = 1 to 200; do x = 0 to 1; logit = a +b * x; p = exp(logit) / (1 + exp(logit)); y = rand("Bernoulli", p); output; end; end; keep x y; run; ods listing close; ods pdf file = "c:/mcmc.pdf" style = Journal; ods graphics on; /* logistic regression */ proc logistic data = logistic; model y(event="1") = x; run; /* bayesian logi
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く