実際に阿波おどりのお囃子をホールと練習室で実演した結果、約8mの道路を挟んだ外部では暗騒音(55dBA程度)に隠れて聞こえず、ホール階下の交流プラザ、練習室階下のミュージアムでは、お囃子の低音域が若干聞こえる程度で、ともに人の出入りが多い空間なので実用上支障のないレベルとなっている。 ホールでは郷土文化である阿波浄瑠璃の上演も予定されている。ホールの響きについては明瞭度も考慮し中庸~ややデッドな響きを目指した。音の拡散を考慮し壁は折板形状とし、吸音構造は壁・天井に分散配置した。ホールの残響時間は150名収容で約0.6秒(室容積:1,200m3、平均吸音率0.3)である。 徳島は本当に阿波おどりが好きな町である。もうすでに5月には、会社が終わる7時頃から市内のあちこちで練習がはじまり、街を歩いているとお囃子が聞こえてくる。本番のあの粋な踊りは年中を通しての練習の賜であろう。一度は8月の本番が
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