バチカンで、アマゾン先住民族の代表者らと記念撮影に臨むローマ・カトリック教会のフランシスコ法王(中央、2019年10月17日撮影)。(c) VATICAN MEDIA / AFP 【10月27日 AFP】ローマ・カトリック教会がバチカンで開催していた南米アマゾン(Amazon)地域の問題を協議する司教会議(シノドス)は26日、同地域の既婚男性が司祭となることを認めるようフランシスコ法王(Pope Francis)に提言する文書を採択し、閉幕した。 6日から3週間にわたって開かれた司教会議には、世界各国の司教180人以上が出席。この約6割がアマゾン地域の南米9か国からだった。 司教らは、アマゾン地域の先住民族代表、専門家、修道女らと共に、気候変動、貧困、土地の収奪、水銀による水質汚染、女性に対する暴力など、同地域が抱えるさまざまな問題を協議。中でも最も熱い議論が交わされたのが、司祭が不足して