印旛沼(いんばぬま)は、千葉県北部の利根川下流南岸に位置する利根川水系の湖沼である。千葉県立印旛手賀自然公園に属する。 湖沼水質保全特別措置法に指定されており、疏水百選に選定されている。 地理[編集] 利根川下流右岸、下総台地の中央に位置し、印西市、佐倉市、成田市、八千代市、栄町の4市1町に跨る。もともとは "W" 字型のより大きい沼(面積25.8平方キロメートル、深さ1.8メートル、周囲60キロメートルの規模[2])であったが、戦後の干拓によって2つの細い水路でつながった北部調節池(北印旛沼)と西部調節池(西印旛沼)に水域が分かれ、面積は半分以下に減少している。しかし、それでも湖沼としては千葉県内最大の面積となる。 沼の南側沿岸には京成本線が走り、佐倉市街地も近い。東側には成田ニュータウンがあり、北西には千葉ニュータウンがある。また、成田スカイアクセスおよび北千葉道路が北印旛沼を横断する