いつもの満月よりも大きく、明るい“スーパームーン”が5日から6日にかけて世界各地で観測された。NASA(米航空宇宙局)などによるとこの現象は、地球を周回している月が地球に最接近したときにちょうど満月になったもので、大きさが通常よりも14%、明るさも30%増して見えた。大体14カ月おきに起きており、次回は来年6月23日に見られるという。 NASAによると、この現象の科学的用語は「地球に最接近した地点(近地点:ペリジ、perigee)の月」という意味の「perigee moon」だ。それがなぜ「スーパームーン」と特別な名前がついたのか定かではなく、NASAも「人々の注目や興味を引く効果はあるが・・・」と、科学的な説明に努めてきた。 月は地球の周りを、楕円軌道を描いて地球の周囲を回っている。地球から最も遠く離れた遠地点(アポジ、apogee)と最も近接した近地点(ペリジ)との差は5万キロメートル
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