リアルだけど、ロマンチック!? 子どもから大人まで楽しめる ドイツ児童文学 ドイツ文学といえば、ゲーテやシラーなどの文豪が思い浮かびますが、「自分には難しいかも……」と本を開くのをためらってしまう人が多いかもしれません。でも、ドイツにはグリム童話をはじめとした子ども向けの文学も数多く残されています。今回は、そんなドイツ児童文学の魅力を、ドイツ文学者で作家の天沼春樹さんにお聞きするとともに、おすすめの本を世代別に教えていただきました。 お話を聞いた人 天沼春樹さん Haruki Amanuma 埼玉県川越市生まれ。ドイツ文学者・作家・翻訳家。中央大学にて博士課程修了。日本児童文芸家協会元理事長。日本グリム協会副会長。日本ツェッペリン協会会長を務める。翻訳書に『グリム童話全集 子どもと家庭のむかし話』『アンデルセン童話全集Ⅰ~Ⅲ』(ともに西村書店)など多数。 ドイツ児童文学の魅力とは? 夢も見