中国四川省にある中国ジャイアントパンダ保護研究センターのパンダ(写真:VCG/Getty Images) 新聞の書評に取り上げられるなど反響を呼び、発売即重版が決まった『パンダとわたし』(黒柳徹子と仲間たち・著)。本の編集過程では、たくさんの取材やインタビューを行いましたが、収録しきれなかったエピソードも多々あります。今回は、本には未収録のインタビューを特別に公開! 中国文学が専門で、パンダファンという東京大学附属図書館特任研究員の荒木達雄先生と、古い文献からその存在をたどってみてわかったこととは? 【写真】パンダと混同された動物とは? ■パンダらしき生き物が文献に登場するのは3世紀ごろ ――今は、中国の動物園などに行くとジャイアントパンダ(以下、パンダ)は「大熊猫(ダーションマオ)」「熊猫(ションマオ)」と呼ばれていますが、昔からこのような呼び名が使われてきたのでしょうか。 どちらも古く
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