皆さんおはようございます。松島靖朗です。 IT技術が生活の隅々まで浸透し、消費行動を中心に人が動くところ、大量のデータが生み出される時代となりました。いま話題のビックデータ時代の到来です。なんでもビックデータを活用すると、今まで見えなかったものが見えてくる。それをもとに将来予測が出来るようになるといわれています。にわかに関連市場も賑わいはじめています。 僕が気になっているのは、大量のデータの中から見出される事象間の相関関係が、因果関係よりも重要になってくるという視点です。 仮に、膨大な電子カルテのデータから「オレンジジュースとアスピリンの組み合わせで癌が治る」ことが言えるならば、正確な理由はどうであれ、この組み合わせが癌に効く、という事実の方がはるかに重要となる。というようなお話。 我々はなにか起こると原因を求めますが、原因がわからないことも多いです。データを分析利用することで、なんらかの