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ブックマーク / rootport.hateblo.jp (5)

  • インターネットが生まれるまで - デマこい!

    徒歩よりも遅かった ローマ帝国時代後期、ローマ支配下のエジプトの法的文書には、暦日と在位中の皇帝の名前が記載されていました。当時はローマで新しい皇帝が即位しても、それがエジプトに伝わって法的文書に反映されるまでにタイムラグがありました。このタイムラグを調べると、古代における情報伝達の速さを推測できます。また、近世に入った1500年頃の情報伝達の速さは、ヴェネチアの商人たちの日記から推測できます[1]。 その結果を見ると、平均時速はほとんど変わらず時速1・5キロメートルほどだったようです。産業革命以前の世界では、情報伝達は人間の歩行速度よりも遅かったのです。 出典:グレゴリー・クラーク『10万年の世界経済史』下巻p177 出典:グレゴリー・クラーク『10万年の世界経済史』下巻p178 近代の情報伝達の速さは、ロンドンの新聞から推測できます。世界中で起きた事件がロンドンで報道されるまでのタイム

    インターネットが生まれるまで - デマこい!
  • 「ビックカメラ」というコンテンツと、トーキョーローカル - デマこい!

    先日、学生時代の友人たちと神楽坂で飲んだ。 話題の中心は、どの街に住みたいか――。山手線の内側の地名が、次々に上がる。 「○○駅なら買物が便利だよ」 「△△町って、とってもお洒落!」 「そういえば赤坂見附にビックカメラができるらしいよ、一体どんな客層を狙っているんだろう……」 私はカラダは京都、心はネットで生活しているため、都心部の情報にうとい。東京出身とはいえ、生まれも育ちも多摩地区で、青春を過ごしたのは立川だ。わずかな知識を振り絞って、なんとか話題についていこうとした。 「そ、そういえば立川にIKEAができるらしいよ……」 「立川? あのショボい伊勢丹があるところ?」 ――し、ショボくねーし! すぐ隣には映画館だってあるし! いいぜ、てめえが立川はショボイって言うなら、まずはそのふざけた幻想をぶち殺す!(震え声) ともあれ、彼らの話題は、なにかに似ていると思った。 「赤坂にビックカメラ

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    tweakk
    tweakk 2012/11/30
    立川disにキレてるのおもろいw
  • 日本の「えらい人」は日経新聞を捨ててSF小説を読んでください - デマこい!

    「この国には何でもある。ただ希望だけがない」と村上龍が看破したのは1998年のことだ(※1)。明治維新から太平洋戦争開戦までの時代、日は欧州の列強諸国を追いかけていた。敗戦からバブルまでの時代、日アメリカの繁栄を追従していた。日人にとって、欧米諸国は目指すべき「未来」であり「希望」だった。ところが80年代に日経済は絶頂を極め、目標地点を通り越してしまった。「希望」にすべき対象を失った。 そしてバブルが崩壊し、現在、世界でも例を見ない少子高齢化社会へと突き進んでいる。日の未来を占うような「実例」が、いまの地球上には存在しない。こうして「何でもあるが希望だけがない」という社会が完成した。日人は、自分たちの力で「未来像」を作らなければいけないのだ。 ところが今の日の「えらい人」には、それができない。 なぜ日の伝統的メーカーは「エラい人のキーワードでモノつくる構造」を早くやめられ

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  • 誰かの失敗を、人は「悪」と呼ぶ/映画『ダークナイト・ライジング』感想 - デマこい!

    クリストファー・ノーラン監督はハリウッド映画の“お約束”をあまり守らない。脚も映像もとにかく情報量が多く、一昔前なら“観客に対して不親切”と評されただろう。しかし情報量の多さが観客たちを映像世界へと巻き込んでいき、さらに上映時間は2時間30分ぐらいあるのが普通。(※『ダークナイト・ライジング』は何とたっぷり2時間45分)見終わった後には、長編小説を一晩で読み明かした時のような心地よい酩酊感が残る。 The Dark Knight Rises: The Official Novelization (Movie Tie-In Edition) 作者: Greg Cox出版社/メーカー: Titan Books発売日: 2012/07/24メディア: マスマーケットこの商品を含むブログ (1件) を見る 前作『ダークナイト』では、「正義」が「狂気」と紙一重であることを描いた。今作『ダークナイト

    誰かの失敗を、人は「悪」と呼ぶ/映画『ダークナイト・ライジング』感想 - デマこい!
  • SFは時代を映す鏡たりえるか/ウィリアム・ギブスン『ニューロマンサー』感想 - デマこい!

    世界を変えてしまう作品というものがある。どんなジャンルであれ、創作物は先行作品を踏み台にしながら発展していく。しかし時々、以前の作品から一段飛ばし、二段飛ばしで進んだ作品が登場する。すると、あらゆる作品がその作品と比較して語られるようになり、環境が一変してしまうのだ。 『ニューロマンサー』は、そんなマイルストーン的な作品のひとつだ。この小説が無ければ、映画『マトリックス』も『攻殻機動隊』も誕生しなかった。ジャンルの壁を越えて、様々なクリエイターに影響を与えた大傑作といえよう。 ニューロマンサー (ハヤカワ文庫SF) 作者: ウィリアム・ギブスン,黒丸尚出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1986/07メディア: 文庫購入: 38人 クリック: 760回この商品を含むブログ (290件) を見る 脳とコンピューターを直結できるようになった時代、犯罪の街“千葉シティ”でケイスは自暴自棄な生活

    SFは時代を映す鏡たりえるか/ウィリアム・ギブスン『ニューロマンサー』感想 - デマこい!
    tweakk
    tweakk 2012/03/26
    士郎正宗いれてあげて
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